ベテランゴルファーには懐かしい往年の名器「ゼブラパター」。実はこの名器が最新テクノロジーをみにまとって現代に復活を遂げたのをご存知でしょうか? 気になる中身をご紹介!
ゼブラパターが復活!
「ゼブラパター」を知っていたら、ある程度の年齢以上のベテランゴルファーの証拠かもしれません。
誕生は1976年。1994年にニック・プライスが使って全英オープンを勝ったパター。「おおっ、なつかしい!」と感じるゴルファーの方も多いかもしれませんね。私もまさしくその1人。ゴルフダイジェスト的には、連載漫画『千里の道も』の主人公・坂本遼が使ってましたよね……!
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ゼブラパターが現代に復活!
懐かしいというだけでなく、このパターはゴルフギアの歴史に名を残すれっきとした名器でもあります。ヘッド内部を空洞化することで慣性モーメントを高めたり、調整可能なウェートシステムがあったり、ゼブラ柄でアライメント性を高めたりと、革新的プロダクトだったんですね。
米ウェブサイトで「歴史上もっとも有名なゴルフクラブ18」「ゲームを変えた6本のパターデザイン」に選ばれたりもしています。すごい。
そんなゼブラパターが復活したのをご存知でしょうか。さっそく見ていきましょう。これです。
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クラウンのゼブラ模様がゼブラパターの証
うおっ、なつかしい! 大型マレットで、クラウン部分にゼブラという名前の通りのシマウマ模様。これぞゼブラパター。ですが、よく見ると全体にデザインが洗練されています。そしてソールのトウヒール部分には大きなウェートが配されています。往年の見た目はそのままに、慣性モーメントを高めているのがわかります。
新生ゼブラパターは4モデル
そして、実は新しくなったゼブラパター、1種類だけじゃないんです。その数なんと4種類。見てみましょう。こんな感じです。
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ゼブラパターのラインナップ
左から、ブレード型、往年の名器そのままのマレット型、ツノ型、大型マレット型。そのどれもに大型ウェートが配置され、クラウン部分にはもちろんゼブラ柄が配されています。しかも、どれもいいカタチ。有名パターデザイナーであるオースティ・ローリンソンを招聘したというこの4本、どれも完成度がやたらと高い。
「なつかしのブランドの復活」にとどまらず、ふたたび天下を獲るぞ……! みたいな静かな気合いを感じる新生ゼブラパター。話題にもなりそうなので、ぜひチェックしてみては?
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