300ccと小さなヘッドに43.5フェアウェイウッド用シャト。めちゃくちゃ極端なスペックのこのドライバー、実はとにかくつかまりがいいんです。なにをやっても止まらないガンコなスライサーの福音となるのか⁉︎ 奥山ゆうしプロに試打してもらったら、なんと300ヤード飛んじゃった!
300cc×FWシャフトはつかまるだけじゃなくちゃんと飛ばせる
ヨンロクマルドライバーは振りにくい!という思いが生んだローズゴルフクラブの「MOE86 300」は、300ccと超小振りながら異例のヒットを記録したカスタムクラブ。44インチの短いシャフトが装着されていたが、今度は43.5インチのFWシャフト装着バージョンが登場した。

ローズゴルフクラブ「MOE86 300」×FWシャフト「F7-290」。ヘッド体積は300CC、長さは43.5インチと極端なスペックだが、その性能は⁉︎
300ccのヘッドにFWシャフトというドライバーとしては超極端なスペック。その性能をたしかめるべく、奥山ゆうしプロに試打をお願いした。
「小さいですね! 僕がジュニアのころに使っていたヘッドを思い出します(笑)。ただ非常に構えやすいし、ワッグルするとシャフトもしなやかにしなって好印象。さっそく打ってみますね」と打ったボールは高々と舞い上がるハイドロー。いきなりナイスショットだ。
「つかまります! スライサーの人に良いですね」(奥山)

奥山プロにロースゴルフクラブ「MOE86 300」を試打してもらった
最後に少しマン振りをお願いしてみると⋯⋯打ち下ろしとはいえ327ヤードのパー4の花道まで飛ぶ300ヤードを軽々超えるショット!「え、こんなに飛ぶんですか(笑)』と奥山プロも驚く一打となった。300CC&43.5インチの組み合わせ、これはあなどれない。
300cc×FWシャフトを打ちこなす3つのコツ
とはいえ、300CC&43.5インチはめちゃくちゃ極端なスペック。アマチュアゴルファーが打ちこなすためにはどんなことに気をつけたらいいのだろうか? 奥山プロは「3つのコツがあります」という。

アマチュアが打ちこなすためのコツ、1つ目は「ティアップを低めにすること」
「1つ目はティアップを低めにすること。ヘッドが小さめなので、高めのティアップは無用です! ヘッドからボールが半分出るのを目安に、低めのティアップを心がけましょう。2つ目は遠くに立たないこと。手首に自然な角度がついた状態のアドレスが理想的です。そして最後は切り返しは早めにすること。しなやかにしなるシャフトを生かすため、切り返しのタイミングを早めにすることで、リズム良く振ることにもつながってくると思いますよ」
MOE86 300のFWシャフトバージョン、“ヨンロクマル”が苦手なゴルファーの救世主になる……!?
取材協力/日本長江ゴルフクラブ
奥山ゆうしプロがMOE86 300 ドライバーを試打している模様はここから
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