ウェッジに求める機能はなんだろう? 煎じ詰めればそれは、狙った場所に「止められる」ということだろう。ならばこの“飛ばない=止められる”ウェッジの出番でしょう!
なにもしなくても勝手に距離と球筋が変化。打感の良さも特筆モノ!
ドライバーなら飛ばなければ意味がない。しかし、止めたいクラブであるウェッジはむしろ“飛ばない”ほうが止めやすく、寄せワンを拾いやすくなる。
その点に着目して開発されたのが、グランディスタのニューウェッジ「エルヴィス」だ。S15Cという非常に柔らかい素材を使うことで反発係数を下げ、タングステンウェートを装着することで超高重心にしてスピン量を増大。飛ばない=止める性能を最大化している。
それだけでもニュースなウェッジなのだが、さらに今回このクラブは3本セットでの販売。世界のトップ選手のほとんどがウェッジ4本をバッグに入れているが、この3本セットを導入すれば、アイアンセットのピッチングを加えて即座に世界標準のウェッジ4本体制が構築できるのだ。
フルショットで「止める」51度、ピッチ&ランで「止める」55度、フェースを開いて高さやスピンで「止める」59度。
ロフトごとにソールの設計を変え、求められる機能に特化した個性あふれる、そしてどれも“飛ばない”3本のウェッジは、100ヤード以内のゲームを大きく変えるポテンシャルを持っている。
では、実際の性能はどうか?40代、平均スコア90台のアマチュアゴルファーが試打してみた。
「3本を通じて、個人的に感じたのは「やさしさ」と「打感の良さ」です。タングステンソケットで高重心・浅重心・短重心だからか3本とも打ちやすく、クラブを変えるだけで飛距離と球筋が変わってくれるのが非常にラク。そして打感は極上の一言。飛ばない素材、軟らかい素材だから超ソフトかと思いきや、しっかりと芯が感じられ、フェースに食い付きます。ブラックのカッコ良さとは裏腹に、超やさしいウェッジという印象です」
飛ばないという性能、3本セットならではの統一感。唯一無二の個性を持つウェッジと言えそうだ!