「ドライバーだけが苦手」の解決法は“サイズ”にあり!? 二刀流プロに教えてもらった!【動画あり】

使い方・ハウツー
ヘッドが小さく、シャフトが短い小ぶりドライバーは他のクラブとのマッチングもよくなると奥山プロ

どんなに練習しても「ドライバーだけは苦手、振りにくい……」という悩みを抱えていたゴルフ記者・S子。いったい、なぜ“ドライバーだけ”苦手なのか。プロゴルファー・奥山ゆうしに原因と解消法を教えてもらった!

こんにちは! ゴルフ記者・S子です。みなさんは苦手なクラブってありますか? 私はとくにドライバーが苦手。アイアンやフェアウェイウッドなど他のクラブは好きなのに、ドライバーだけはどうしても振りにくいんです……きっとこう悩むゴルファーは私だけじゃないはず!(たぶん)

そこで今回はゴルフYouTuberでもある奥山ゆうしプロに相談してみました。するとスウィングのレッスンではなく「小ぶりドライバーを使ってみてはどうでしょう」というアドバイスをしていただいたんです!

近年では460ccより小ぶりヘッドをよく見かける(写真左からミステリーCF-435ツアー、アクシスゴルフZ360、ロースゴルフクラブMOE86 300)

「S子さんのように『ドライバーだけ苦手』というゴルファーは多いですが、いま主流の大型ドライバーは他のクラブに比べてヘッド体積が大きすぎ、シャフトが長すぎることが影響していると僕は考えています。それにより無意識に“ドライバーだけ違うスウィング”をしてしまっている可能性が高いですから、ヘッド体積が少し小さく、シャフトが少し短い、扱いやすい“小ぶりドライバー”を試してみる価値はあると思います」

たしかにドライバーを打つときは「ドライバーのスウィングをしよう」と考えていたような気がしますが、それは大型ドライバーだからこそ、だったのかも……。自分のスウィング動画をみると、ドライバーだけ明らかにスウィングが違うのですが、これは小ぶりドライバーを試すことで解消される可能性はあるのでしょうか?

ヘッドが小さく、シャフトが短い小ぶりドライバーは他のクラブとのマッチングもよくなると奥山プロ

「小ぶりドライバーはヘッドが小さく、そのぶんシャフトが短いことが多いですから、ドライバーの下の番手(フェアウェイウッドやユーティリティ)に近い振り心地で打ちやすい。他のクラブとのマッチングもよくなりますし“ドライバーだけ違うスウィング”にはなりにくくなると思いますよ!」

小ぶりドライバーを使えば他のクラブと同じ振り心地で打てる可能性があるなんてありがたすぎる! すごい気になります……!

奥山プロが使用しているアクシスゴルフ「Z360(写真左)」と「Z460(写真右)」

「実は僕は大型の460ccと小ぶりの360ccのドライバーふたつをコースによって使い分けているんです。全体的に狭いコースやラウンドレッスンで自分が曲げてられない、というときは360ccのほうを持っていくんです(笑)。僕のようにコースによって使い分けてもいいですし、小ぶりドライバーで苦手意識を克服して大型ヘッドに再挑戦するというのもいい練習になると思いますよ」

小ぶりドライバーは振り抜きやすく、扱いやすいからこそ、ドライバーだけが苦手ゴルファーの“リハビリ”にもなるというわけですね!とはいえ、460ccと比べると、やはり小さく見えます。打つのが難しいような気もするのですが、何か意識することはありますか?

小ぶりドライバーを打つときはティアップは低めにしよう!

「打ち方はとくに意識せず『振り抜く』ことだけ考えましょう! その上でティアップは低めにすることがポイント。大型ドライバーを打つときと同じティアップにしてしまうと、すごいアッパーに打たなければないから難易度が高くなってしまいます。目安としてはヘッドからボールの頭が少し出るくらいの高さがオススメ。もちろんスウィングによって個人差は出てきますから、そこを基準として、打ちやすい高さに調整してみてください」

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