超低スピンで飛ばす! バルド×アーチの“男前”カスタムドライバーをプロが試打

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話題のカスタムクラブをレッスンプロ・森山錬がチェック。今回はバルド コルサ パフォーマンスBC458のヘッドに アーチ WD-01シャフトを装着したドライバーを試打する。

バルド コルサ パフォーマンスBC458のヘッドに アーチ WD-01シャフトを装着したドライバーを試打

まず、マットブラックなシャフトがなんとも男っぽさを感じさせるが、この塗装は見せかけだけのものではなく、理由がある。塗装は、それ自体に重さをとられてしまうもの。それを最低限にすることで、浮いた重さをパフォーマンスの向上に使うことができる。いわば、塗装という洋服ではなく、筋肉だけで作られたようなシャフトなのだ。

そに合わせるバルド コルサ パフォーマンスBC458も、勝手にボールをつかまえて上げてくれるというミス補正が強い設計ではなく、上級者が叩きに行ったときに球がフケてしまうといったありがちなミスを抑え、その上で更に飛距離を後押ししてくれるという、まさに“男前”な設計。

では、その“男前”ドライバー、カスタムクラブの試打でおなじみの森山錬プロに試打、検証してもらおう。

まずは構えた印象から。

「最近、マット塗装のドライバーが増えていますが、これは『群を抜いたマット感』がありますね。まさに『大人』って感じでカッコいいです。シャフトも派手さを抑えてシックで、ロゴも細めの字体でモダンな感じがします。所有欲を掻き立てるというか、僕もこういったクラブが似合う男になりたいと思いますね(笑)」(森山錬プロ:以下同)

アーチ WD-01シャフト。高級感のある見た目だ。

ヘッドに関してはどうだろう。

「ヘッドはいわゆるディープフェースで、形状はオーソドックス。フェースの向きが凄く分かりやすくスクェアに構えやすい、シャープな見た目です。構えたときの座りの良さはバルドの特徴というか、気持ち良さがあります。置いたらこれでOK、あとはグリップして振るだけみたいな感じを受けると思います。」

ヘッド体積は460ccだが見た目はシャープ。

では試打開始。まずは森山プロの普段通りのヘッドスピードスピード40m/s後半で打ってみる。

■1球目
キャリー:270ヤード、トータル:295ヤード、ボールスピード:71m/s、打ち出し:9.5度、スピン量:2100rpm、弾道:ストレート

■2球目
キャリー:272ヤード、トータル:296ヤード、ボールスピード:71m/s、打ち出し:9.8度、スピン量:2196rpm、弾道:ドロー

■3球目
キャリー:277ヤード、トータル:302ヤード、ボールスピード:71m/s、打ち出し:11.2度、スピン量:2183rpm、弾道:ストレート

まず、ヘッドの性能や打感に関しての印象から。

「ディープ系のヘッドって『パン!』と弾くというか滑るというか、そう感じるときがたまにあるんですけど、このドライバーは分厚い音で、気持ち良く球がつかまります。フェースに細かいミーリングが入っていて、これによって一度フェースにボールが瞬間的にシュッと包まれてから出ていくような感じです。イメージ的にはトランポリンのような感覚がありますね。構えたときのシャープで男前な見た目の印象より、つかまえてくれます」

それでは塗装を削ぎ落とした“男前シャフト”の性能はどうだろう。

「振り切りやすいシャフトで、かつ、しなりを使える印象です。このシャフトは自分が振りたいときはちゃんと動いてくるし、抑えたいときは余計なことをしない、メリハリの効くシャフトだと思いますね。その辺はデータにも出ていて、キャリーも距離も安定していますよね。これは打ち出し角やスピン量が安定しているということで、それは今言ったようなタイミングの取りやすさが要因かなと思います」

では次に、飛距離を狙って振ってみる。上級者が叩きに行ってもフケあがらず、飛距離を伸ばしてくれるという“男前ポイント”を検証してみよう。

■4球目
キャリー:282ヤード、トータル:313ヤード、ボールスピード:73m/s、打ち出し:10.8度、スピン量:1838rpm、弾道:ドロー

■5球目
キャリー:278ヤード、トータル:309ヤード、ボールスピード:71m/s、打ち出し:11.9度、スピン量:1497rpm、弾道:ドロー

「どちらも、かなりつかまっちゃったかなと思ったんですけど、良いドローで強弾道の球が出ましたね。叩きにいったりつかまえに行くとシャフトの挙動が大きくなる分、球が曲がることがよくあるんですけど、余分なねじれや動きが抑えられてタイミングが合いやすい設定になっているなと思いましたね。」

最後に、試打後の感想を聞いてみよう。話題の男前スペックはどんなクラブだったのか。

「見ためは“男前”で、コントロールしやすくてドローやフェード、球の高低も打ち分けもこともできるので、上級者の潜在能力をそのまま引き出すことが出来るクラブだと思います。ただ、見た目の“男前”の印象からすると難しそうなんですが、打ってみると意外とやさしく良い球が出ました。クラブもカッコ良くてスコアも良いなんて、どれだけ“良い男”なんだという感じですよね。上級者だけじゃなく、2本目のドライバーを考え中で、ちょっと格好いいのが欲しいなと思っている人なんかにもアリの一本かなと思います」

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