150ヤードを8番で打てる!? 「2番手ズラし」アイアンの実力

ゴルフダイジェスト社の中年男性社員、通称「オヤジゴルファー」が自社通販サイト・ゴルフポケットで販売する注目ギアをお散歩気分でのんびりテスト! 今回は、ちょっと気になるアイアンをコースで、室内で徹底的に打ってきました!

モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアンの「2番手ズラし」って、なんだ?

ゴルフポケットの商品に、「モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアン」という長い名前を持つアイアンがある。シャープな形状のアイアンに80グラム台のカーボンシャフトを装着した「重めのRの番手ズラし(後述)」というスペックが気になって、コースで試打してみることにした。

「モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアン」をオヤジゴルファーがテスト!

さて、その前にまずは「番手ズラし」について説明が必要だろう。これは、番手別に設計されたシャフトを装着する際、あえてそれをズラすというゴルフ工房などで用いられる手法。

たとえば、5番アイアンには3番アイアンのシャフトが、5番には7番のシャフトが装着されているといった具合だ。アイアンは短い番手になるほどヘッドが重くなるように設計されているため、シャフトを2番手ズラすと通常より2番手分重いヘッドが装着されることになる。

シャフトはアッタスアイアンの「80R」を“2番手ズラし”で採用

するとどうなるかというと、シャフト自体の長さは番手に合わせたとしても、重さの分だけシャフトがよくしなるようになるわけなんですよ。私は切り返しでしなりを感じられないと、つい打ち急いで全力カット軌道になってしまうタイプのゴルファー。切り返しでしなりを感じられるのは大歓迎なのだ。

通常このような工夫は、ゴルフ工房でシャフトを組み付けてもらわないとできないが、このアイアンの場合は最初からそのような特注仕様になっているというわけだ。もちろんそれがすべての人に合うわけではないが、ハマる人には強烈にハマるであろうチューンだ。

モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアンをコースでテスト

というわけで、都内からアクセス抜群のゴルフ場、川口市浮間ゴルフ場に持ち込み、さざんかコースの9ホールをプレーしてみた。

コースで打ってきました

結論を先に書けば、個人的には非常に良かった。普段使っているのは90グラム台のスチールシャフトだが、2番手ズラした「80R」シャフトは頼りなさは皆無。弾性が高いっていうんですかね。自分ではなにもしなくてもよくしなってくれて、それが勝手にしなりもどってくれる。結果なにが起きたかというと……めちゃくちゃ飛ぶ、ということが起きた。

テストをした日はほぼ無風の最高の試打日和だったのだが、残り150ヤードを8番でナイスショットしてグリーンオーバー。140ヤードのパー3のティショットを9番で少し軽めに打って、それでもやっぱりオーバーと、普段使っているアイアンより1.5番手くらい飛んでしまった。

見た目はボテっとしておらずシャープ。それでいてシャープすぎない「そうそうこれこれ!」という形状。絶妙にやさしく見えるのがいい

もちろんこの場合、飛んだことによってむしろスコアは悪化してしまったのだが(笑)、短い番手で狙えることはメリットにも当然なり得る。そして正直に言おう、150ヤードを8番で打ってオーバーしたことが、ちょっぴり嬉しかったりもする……!(スコアはダボだったけど) これぞアマチュア心理。

モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアンのスペック

そして、驚くべきはスペックだ。読者のみなさんも経験がおありだと思うが、「このアイアン飛ぶなー!」と思った場合、大概の場合そのアイアンはロフトが普段使っているものより立っている。最近では7番で30度未満は当たり前、25度、26度といった超飛び系も珍しくなくなってきている。それらのストロングロフトアイアンは(長さが長く設定されていることもあり)、当然ながら飛ぶ。

7番でロフト33度。それでいてコースでは気持ちよく飛距離が出た

では「モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアン」のロフト設定は? これが7番で33度という今どきの基準でいえばプロモデルのような設定なわけなんですよ。しかもヘッドはソール幅が狭目のシャープで構えやすく抜けの良い形状。でありながら飛ぶのは、やはり2番手ズラしたカーボンシャフトの威力だと思う。

使い込んでこの距離感が身に付けば、8番で155ヤードを狙えるくらいの感じ。普段の私だと(もう少しだけロフトの立ったアイアンを使って)155ヤードは6番か7番で悩む感じなので、このアイアンは普段より1〜1.5番手飛ぶ感じ。慣れれば大きな武器になるのは間違いない。

モダートCBF×アッタス80R”2番手ズラし” アイアンをトラックマンでもテスト

と、いつもならここでテストは終了なのだが、今回はこの結果に再現性があるかどうかを確認するため、ゴルフダイジェスト社のオヤジゴルファー軍団にもテストをしてもらうことにした。

打ったのはオヤジゴルファー2号・K(平均スコア80台半ばのフッカー)とオヤジゴルファー3号・M(平均スコア90台半ばのスライサー)。日程を改め室内で試打し、トラックマンで計測を行なった。

コースで妙に飛んだのでオヤジゴルファー2号と3号を緊急招集。本当に飛ぶか? 追試を実施した

結果はこうだ。
K:7番アイアンで平均163ヤード
M:7番アイアンで平均162ヤード
私:7番アイアンで平均161ヤード
異常に似たような数字になったが、各人安定して7番アイアンで160ヤードを超える飛距離が出た。

「カーボンシャフトのアイアンを打つのは初めてでしたが、普段より10ヤード飛んでいます。シャフトのしなりに最初はクセを感じましたが、変に合わせずに打ったほうがいい結果になりますね」とM。Kもそれに同意しつつこう言う。

「簡単にボールが上がるのがいいですね。シャフトがしなる分、タイミングがとりやすいです。ふだんは重めのスチールシャフトのSを使っていますが、80Rでも頼りない感じは全然しませんし、振りやすい。なにより1日振ってても疲れなさそうなのがいい(笑)」(K)

トラックマンで計測してわかったのは、このアイアンのつかまりの良さ。私は7番アイアンでも右に切れる球筋になるが、このアイアンだとむしろ左に切れる球筋になるケースが多く、そういった弾道は普段よりも1番手半以上距離が出ることがわかった。コースで150ヤードを8番でオーバーしたのはおそらくこれが秘密。ふだん私が打っている悲しみのコスり球と違い、しっかりとボールがつかまったことで飛距離が多く出たのだ。

ソールは広くなく、抜けが良い。コンパクトなヘッドなのにつかまりが良く、ミスに強いのも魅力だ

言うまでもなく「アイアンなのに飛ぶ」はメリットとデメリット、両方になる可能性を秘めている。しかし、ノーマルなロフト設定で、つかまりが良く、球がよく上がるアイアンで飛距離も出るのは個人的にはメリットのほうが大きいと感じた。

オヤジゴルファー三人衆は全員40代。2号と3号は40代も半ばを過ぎ、ぼちぼちカーボンシャフトが気になってくるお年頃だ。本格的でシャープなアイアンに、しなりが良くて弾いてくれるカーボンシャフトの“2番手ズラし”。オヤジゴルファー同志のみなさんが、コースでキラリと輝けるスペックではないかと思うが、いかがだろうか。

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画像: 150ヤードを8番で打てる!? 「2番手ズラし」アイアンの実力 楽天市場店
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