話題の「ジューシー」打ってみた! 7番で32度なのにちょっと飛ぶのはなんで?【tQアイアン】

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知る人ぞ知るクラブメーカー・ジューシーが初めてリリースしたアイアン「tQ」をゴルフダイジェストの中年ゴルファー3人衆、通称オヤジゴルファーたちが試打! ゴルフダイジェストの通販サイト・ゴルフポケットで大人気のこのアイアン、ちょっとほかにはない性能があるようですよ。

飛ぶけど飛びすぎないちょっと飛ばせるアイアン

「飛び」がウリではないアイアンだと聞いていた。むしろ、現代的な飛びを謳い文句にするアイアンへのアンチテーゼ的なアイアン。それがジューシーのtQアイアンだと。アイアンって本来ドライバーとパターの間の距離を打ち分けるためのものですからね。

ジューシーtQアイアンを打ってきました

そんなtQアイアンをオヤジゴルファー三人衆で打ち比べてみたところ、どういうわけか三人が三人とも「このアイアンは飛ぶ」という感想を抱いてしまったのだった。しかもそのうえで、このアイアンは飛び系ではないとも感じている。なんでこんな不思議な現象が起きてしまったのだろうか。詳しくレポートしてみよう。

ジューシーtQアイアンはどんなクラブか

まず、tQアイアンとはどのようなアイアンなのかをおさらいしておこう。ブランドはジューシーだ。有名クラブメーカーで長く設計畑を歩んだ松吉宗之氏が立ち上げたブランドで、プロや上級者を中心に熱狂的な支持を集めている。

tQアイアンはそのジューシーが初めて世に問うアイアンで、その特徴はすべての番手で鉄の塊から削り出すフルミルドを採用していること。それにより誤差がまったくなく、設計家の意図通りの性能が確実に発揮される。

7番アイアンを境に上の番手は上がりやすく、下の番手はその反対に上がりすぎないように番手別に重心が設計され、ナイスショットしたときにゴルファーのポテンシャルを最大限発揮されるようにデザインされたアイアンだ。

ジューシー tQアイアンを打ってみた

そんなプロや上手い人が絶賛するtQアイアンの性能、普通のオジサンゴルファーでも実感できるのかを試すべく、オヤジゴルファー三人衆に招集がかかったというのがことの次第。

筆者ことオヤジゴルファー1号は大体7番アイアンの飛距離が150ヤードといったところ。平均スコア80台で一番上手い2号も、ロフト35度と寝たマッスルバックを使っていることもあって150ヤードくらい。パワーヒッターの3号は平均160ヤードを打つ。

ともあれもちろんアイアンは飛ばすための道具ではないので、ロングアイアンでの打ちやすさ、ショートアイアンでの扱いやすさなどをチェックしようというのが試打の趣旨だ。

長い番手はバックフェースに溝があり、そのことで低重心化。ボールが上がりやすくなっている

趣旨だったのだが、打ってみると感想は微妙に事前の意図と異なるものとなった。まず、三人のなかで一番上手なオヤジゴルファー2号の意見を見てみよう。

「普段はマッスルバックを6番~PWまで使用していますが、全体的に1番手ちょっと飛んでいる感覚です。特に5番、6番アイアンが打ちやすく、ラクにボールが上がってくれて驚きました。5番アイアンでも自分の6番アイアンより高く上がり、キャリーで190ヤード弱(ドライバーのヘッドスピードは44m/sくらいです)。UTが1本いらなくなりますね」

5番で190ヤード飛んだらそりゃいいでしょうよ。いいなあ。とうらやましがってる場合ではない。ポイントは5番なのに6番より球が高く上がっているという証言だ。

2号が使っているアイアンは7番のロフトが35度と、tQアイアン(7番=32度)よりさらにロフトが寝ている。だから飛距離が出るのは当たり前なのだが、それでいて球が「上がる」というのがすごい。
さらに、普段は7番のロフトが31度のキャビティアイアンを使うオヤジゴルファー3号は言う。

「ロフト32度の7番アイアンを打ちましたが、170ヤード飛びました。普段はロフト31度の大型ポケットキャビティアイアンを使っていて、その飛距離は160ヤードほど。このアイアンは球が上がりますし、地べたから打っても飛距離が出ますね」

私、オヤジゴルファー1号もこれにはまったく同意見。普段の7番の飛距離と比べて5〜10ヤードくらい飛んでいて、5ヤードくらい高い感じがする。棒球で飛ぶわけではなく、しっかりとスピンがグリーンまで残る球質で飛んでくれるので、飛んで止まるを実感できるのがうれしい。

というわけで、「妙に飛ぶ」「なぜか飛ぶ」という結果になった。最近ではロフトを立てることでアイアンでも飛距離を出す設計が当たり前になりつつあるが、それをせずにナチュラルに飛距離が伸びている。まるでクラブの力を借りずに、自分自身のポテンシャルがアップしたような感覚があるのだ。

ジューシーtQアイアンはなぜ飛んだのか?

この要因はいくつかが考えられる。ひとつめはもちろん設計上の理由だ。番手ごとに最適に配置された重心位置、そして抜けの良いソールの設計により、適正スピンかつ打ち出し角が十分に確保されていることが理由のひとつなのは間違いない。

機械加工の跡が残るソールは抜けの良さ抜群

そして、もうひとつ理由として考えられるのが形状だ。

「ヘッドは大きくはありませんが、小ぶりすぎず、ターゲットに向けてスクエアに構えやすいです」(2号)

「普段はポケットキャビティの、ヘッドがオーバーサイズのアイアンを使っており、ヘッドが小さく感じるかと思いましたが、見た感じそんなことは無く構えやすかったです」(3号)
そして私、オヤジゴルファー1号も激しく同意。とにかく“いい顔”してるんですよこのアイアン。間違いなくコンパクトでシャープな形状。なんだけど、打ち手を選ぶような小ささではなく、ほどよい大きさとなんともいえない柔らかさがある。

この形状からくる安心感が、打ち手に思い切りスウィングさせてくれ、結果飛距離が伸びるんじゃないか……? ややオカルト感なきにしもあらずだが、そんなふうにも思えてくるのだ。

ジューシーtQアイアンのすごい性能。短い番手は飛びすぎない!

一方でこのアイアンにはすごく不思議なことがある。ピッチングや9番は、いつも以上に飛ぶわけではないのだ。たとえばふだんの私の9番の飛距離はだいたい130ヤードくらい。tQアイアンの場合7番だと5〜10ヤード余計に飛んでくれたはずなのに、9番だとやっぱり「だいたい130ヤードくらい」なのだ。

これは結構すごい。9番やピッチングが10ヤード余計に飛んでも、正直あまりメリットがないからだ。全体的に番手がひとつずつ上にズレていき、短い距離のコントロールが難しくなってしまうから。

3次元上の重心点は全番手で揃えられている。結果、どの番手も振り心地が揃う

短い番手は飛びすぎず、長い番手はちょっと飛ぶ。この感じは過去に経験したことがありそうでなかったような気がする。

アイアンはどんな目的で使うクラブなのかといえば、それはセカンドあるいはサードショット地点からグリーンを狙うため。残りが167ヤードだったらちょっと飛んでくれるアイアンがありがたいし、残りが121ヤードだったら正確な距離を刻んでくれるアイアンがありがたい。
ひとつのセットのなかにその“両方”がある。ジューシーtQアイアンは、そんなクラブなのかも。

 ジューシーtQアイアンの詳細は、以下のゴルフポケット各店をチェック!

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