軽いドライバー=頼りないシニア向け、というイメージは昔のもの。軽量でも叩けるシャフトの開発が可能になったことで、低スピンヘッドと組み合わせてぶっ飛ばせるドライバーが完成。これは本当にドライバーの近未来スペックかも!
軽いからヘッドスピードアップ!低スピンで吹けない
そのスピード感あふれるしなり性能で大人気のシャフト、ファイアーエクスプレス。その最新モデルMX-P#3には「スペシャルフレックス」が存在する。
その正体は、シャフト重量43グラムの超軽量シャフト。基本は走り系で球がしっかり感があるため、叩けるモデルだ。
超軽量シャフトというと、従来のイメージは非力なゴルファーや女性に向けたしなり量の多いものがほとんど。
それでなければ極端にしなりを減らした軽硬シャフトという印象だが、このシャフトの場合、ファイアーエクスプレスならではのしなり感・走り感がありながらしっかり叩けるのが特徴。
そのため、ヘッドスピード40m/s前後のアベレージゴルファーが振った場合、軽い分だけヘッドスピードが2m/sくらいポンと上がってくれる。結果、飛ぶということになる。
そんなシャフトに合わせたのはフソウドリームのKS2ドライバー。見ての通りの超シンプルヘッドで、余計な装飾をせずにすべてを性能に注ぎ込んだというモデル。特徴は左にいかない低スピン弾道で、これが驚くほどシャフトの性能と合う!
「まず驚いたのは、40グラム台前半と軽量ながら、このシャフトは『非力な人向け』という印象を受けなかったこと。しっかり振れるし、たたきにいってもシャフトが暴れないんです。そして軽い分だけヘッドスピードが上がる。低スピンなヘッドと相まって、これは飛ばせます!」
こう語るのはゴルフポケットの試打担当・O。軽いからヘッドスピードが上がること、叩いても吹かないこと。この「ふたつの理由」で飛ばせるというわけだ。
このドライバーはロフト調整可能。超低スピンヘッドなぶん、ロフトをある程度つけて打ち出しをそこで確保してあげると、高打ち出し・低スピンで飛ばせる。
叩ける軽量シャフトでヘッドスピードを上げ、曲がらない低スピンヘッドで前へ前へとボールを運ぶ。このドライバーの飛距離性能、ホンモノだ!