最近ちょっと影が薄い「4番ウッド」と「7番ウッド」だが、このふたつを組み合わせるとゴルフがすごくラクになるという。そして4&7番セッティングには、ジャスティックの「プロシード ダブルR」がいいというのだが……実際に打ってみたら、とんでもない球が出た!
プロシード ダブルRの4&7番ウッドでセッティングがウッドが減らせる
こんにちは。ゴルフダイジェストの通販サイト・ゴルフポケットの商品企画担当・Oです。今回はジャスティックの「プロシード ダブルR」ファアウェイウッドを試打してきました。
このクラブをオススメしてくれたのは東京・中野のショップ「ゴルフメンテナンス Club-T」の盛岡保店長。球が上がってつかまりが良く飛距離も出るこのフェアウェイウッドを「4、7」と入れると、「3、5、UT」のウッド3本を2本にまとめることができるというのです。
10度のドライバーの下に15度の3W、18度の5W、21度と24度のUTを入れ、5番アイアンにつなぐのが最近多いセッティングのパターン。4番ウッド、7番ウッドを採用することで、10度のドライバーの下に16.5度の4番ウッド、21度の7番ウッド、そして24度のUTにつないでいくことが可能になります。つまり、ドライバーを除いたウッドの本数を4→3本にまとめることができるんです。
本数を減らすことで適度に番手間のロフトが空くことで飛距離の階段ができ、なおかつ4番は5番よりやさしく、7番は5番よりやさしい。メリットが多くあるセッティングです。
1本浮いた分はウェッジを増やしてもいいし、ドライバーを2本入れもいい。チッパーなどのエクストラクラブを加える手もあるでしょう。なにかと夢が広がりますよね。
それもこれも4番ウッドと7番ウッドの性能あればこそ。早速試打してみましょう。
プロシード ダブルRの7番ウッドを打ってみた
まず7番ウッドから試打していきます。
ここで告白しておきますと、私は長いことステンレスのフェアウェイウッドを使い続けており、このプロシード ダブルRのようなフルチタンのフェアウェイウッドはほとんど打ったことがありませんでした。己の不明を恥じます。フェアウェイウッドがこんなに進化しているとは知りませんでした。
その弾道は、アマチュアの私にとって「地面から打てるドライバー」という感覚です。球は高く、スピン量は少なく、キャリーがすごく出る。初速が速い分だけ最高到達点も高く、止まらない感じもない。
上手く打てた場合の平均飛距離は220ヤードくらい。一球バカ当たりした打球に至ってはなんとトータル240ヤードを計測。ドライバーなみの飛距離です。
フルチタンボディでフェースは反発性能がとくに高いDAT55を採用しているプロシード ダブルR、驚きの飛距離性能です。
プロシード ダブルRの4番ウッドを打ってみた
4番ウッドも非常によく飛んでくれます。7番よりも平均して10〜15ヤードくらい余計に飛んでくれる感じでしょうか。マックスでは247ヤードという一撃がありました。
7番ウッドの240ヤードがすごすぎて霞んでしまいますが、4番ウッドで247ヤードも自分としては信じられない飛距離です。
4番ウッドも、7番ウッドも、90台ゴルファーである自分にとってはグリーンを狙うクラブではなく、とりあえず飛距離を稼いでもらいたいクラブです。
それらがやさしく打てて、これだけ飛距離を出してくれるのは、正直非常にありがたい。
24度のユーティリティの飛距離は180ヤードくらいになるので、そこからはグリーンをギリギリ狙っていく。そんな感じになると思います。4番と7番の組み合わせ、アリです。
それにしても最近のフェアウェイウッドの進化はすごい。そのことをなにより痛感した、今回の試打でした。