バハマ、アクシス、フライハイトにミステリー! 話題のカスタムドライバー4種打ち比べてみた【動画あり】

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とがった個性で人気を集めるカスタムクラブ。なかでも人気はやはりドライバーだろう。ゴルフダイジェストの通販サイト「ゴルフポケット」で2023年に入ってから販売を開始したドライバーのなかから、個性が際立つ4本をあらためて打ってみた!

カスタムドライバー4種を一挙打ち比べ

2023年に入ってゴルフポケットで発売されたドライバー4種を打ち比べてみました。すでに4種ともそれぞれ100球ずつ試打をして特徴は把握済みなのですが、改めて4本を打ち比べることで、個性の違いを体感したいという趣旨です。

ヘッドだけでなくシャフトもカスタムメーカーのこだわりのもの。その組み合わせの妙にも注目していこうと思います。

打ったのは以下の4本。
アクシスゴルフ Z360(シャフト:アーチゴルフ CA01)
ミステリー CF435(シャフト:ネクストゴルフ ラファールMa1.0)
エミリッドバハマ CV11プロ(シャフト:デラマックス08D)
フライハイト GXD EX460(シャフト:レーヴ ブレイクアウト)
この順番で、10球ずつを打ってみました。

ヘッド体積360ccでとにかく芯に当たる。アクシスゴルフ「Z360」

まずはヘッド体積が360ccとかなり小さめのアクシスゴルフのZ360から。

以前試打したときにも感じたことですが、このドライバーはスウィング中にヘッドの存在をつねに感じ続けることができます。その結果、とにかくインパクトにズレが生じない。最近のヘッドはミスヒットへの強さを謳うものが多くありますが、このクラブの場合はそもそもミスヒットがしづらいんです。

愛用者の奥山ゆうしプロは、初めてのコースや短くて狭いコースでプレーする際には460ccの「Z460」ではなくこちらを使うという360ccヘッドは小ぶりですが、小ぶりだからミスが出やすいのではなく、小ぶりだからこそミスが出にくいと感じます。

一発の飛びならほかにモンスター級のドライバーがありますが、コースに持ち込みたいのはむしろこのクラブだったりするよな、と改めて思いました。右にだけはいってほしくない! とか、左だけは勘弁! みたいな気持ちに寄り添ってくれる、そんなドライバーです。

画像1: バハマ、アクシス、フライハイトにミステリー! 話題のカスタムドライバー4種打ち比べてみた【動画あり】 アクシスゴルフ「Z360」の詳細は、以下のゴルフポケット各店で!
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小ぶりヘッドの操作性と大型ヘッドの安心感が奇跡の両立。ミステリー「CF435」

続いてはミステリーのCF435。ヘッドスピード40m/sのゴルファーにハマるスペックをイメージして組み上げられた、軽量シャフトのラファールMa1.0との組み合わせです。

このドライバーの印象は、とにかく力まず振らせてくれるというものです。まずヘッドサイズの435ccが絶妙です。Z360ほどではないにせよ、やや小ぶりであることでヘッドの感じやすさはあります。

また、やや小ぶりながら設計の妙で構えたときの見た目は460ccクラスと遜色ありません。見た目には安心感がありながら、ヘッドの扱いやすさは小ぶりヘッドのそれと、“いいとこどり”感があるのです。

シャフトも絶妙で、しっかりとしなりを感じさせてくれつつ、インパクト付近ではパシッと締まった感覚がある。

両者が組み合わさることで、ガツンと叩くというよりは、大きくゆったり振り抜くようなスウィングが自然にイメージされます。コースでは力んで叩くのはミスのもと。適度に力を抜いてクラブ任せで振ったときに、一番良い結果が出る。そんなドライバーだと思います。適度につかまった中弾道ドローをすごくカンタンに打たせてくれるのも魅力です。

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新世代の飛ばしスペック! 11度の4SRでぶっ飛ばす。エミリッドバハマ「CV11プロ」

360cc、435ccと来て、残りの2本は460cc。まず一本目はエミリッドバハマのCV11プロとデラマックス08D、通称「虹デラ」の組み合わせです。

このドライバーの特徴は、なんといってもスペックにあります。CV11プロのロフトは11度。シャフトのスペックは40グラム台のSRです。「……ってことは、パワーのない人向け?」かと思いきやさにあらず、今回試打した4モデルのなかでもっともハードなのがこのクラブです。

低スピン性能が極めて高く、初速性能も高いCV11プロですが、打ち出しはその分低くなる傾向。それを11度ロフトで持ち上げる必要があるのです。

シャフトの「虹デラ」は軽量なのでヘッドスピードを上げてくれて、かつ締まった振り心地はハードにスウィングしてもまったく問題ありません。

低スピンを極めたヘッドと、軽量でも強靭なシャフトの開発が可能になった2023年の今だからこその「11度、4SR」なのです。我々ゴルファーも、スペックに対する先入観を捨てなければならない時期にきていることを、こういうクラブを打つと実感します。

ミステリーCF435はヘッドスピード40〜42m/sくらいで振ったときにもっともいい感じに使えるドライバーでしたが、このCV11プロに関してはそれよりもう少しヘッドスピードがあったほうが良さそう。

飛距離性能はさすがの一言で、260ヤードを超える飛距離を出すことができました。球筋は少し右めに打ち出して、そのまま右にも左にも切れずに落ちる弾道。最近のドライバーは、こういう弾道が飛ぶんだよなあ、という気持ちのいい放物線を描いて飛んでいってくれます。

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フェースが前に出た特異形状が圧倒的飛距離の秘密。フライハイト「GXD EX460」

さて、大トリはフライハイトのGXD EX460です。こちらは、ネック位置が通常よりもヘッドの中に入った(フェース面が前に出た)特殊な形状のヘッド。ブレイクアウトは超軽量かつしなりが非常に大きい、極めて個性的なシャフトです。

いわゆる“クセの強い”組み合わせで、当然のことながら好き・嫌いは分かれると思います。ただ、このドライバーは実は私がトラックマンで人生最長不倒の276ヤードを計測したクラブ。クセの強さは一発の飛距離に変換されています。

シャフトがとにかく軽く、そしてよくしなるので、ヘッドスピードが1〜2m/sポンと上がるのが飛距離が出る秘密その1。さらに、フェース面が前に出た形状のドライバーは、スピン量を減らしてくれ、初速性能も高いです。

ただ、打ち出し角をつけるためにボール位置をやや左に置いたり、ティアップを高くするなどの工夫も必要。基本的には非常につかまりが良いヘッドですが、最初に試打したZ360などコントロール性に優れたクラブと同じタイミングで比較してみると、“置きに行く”といったことはしにくいというデメリットもあります。

まさに飛距離特化といえるドライバーで、改めて打ってもその飛距離性能とつかまりの良さはやはりすごいと感じました。

と、このように4本を打ち比べてみましたが、ヘッド体積が3種類あったことで、図らずもヘッド体積ごとの打ち比べにもなったことでしょうか。

ヘッド体積が360ccのZ360は、小回りが効いてヘッドの扱いやすさが抜群。たとえるならば、運転のしやすさ抜群の軽量スポーツカーでしょうか。それに対して435ccのCF435は小型と大型のいいとこどりのハイブリッドカー。安定感は抜群のものがありました。そして460ccの2本は排気量の大きいトラックのようなパワフルさがありました。

このなかから一本だけ選んでコースに持っていけ、と言われたら私は本当に悩みます。安定感でいえばZ360かCF435。一発の飛距離を求めるならばCV11プロかGXD EX460。CV11プロは球筋が前述のようにやや右に出てそのまま真っすぐ弾道でほぼ固定されており、逆球の出にくさがあるのも魅力です。

このうちのどれを選ぶかは、そのままドライバーになにを求めるかという問いに直結しそうです。

どれを選んでも性能的には劣らない4本のドライバー。みなさんは、どれが魅力的だと感じますか?

【比較試打】話題のカスタム大集合!バハマ、アクシス、フライハイトにミステリー! 一番飛ぶのはどれ?【ドライバー】

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