TP-XI ニトロゲンの特徴１：デュアルストラクチャー（二重構造）で曲がらない！

このドライバーには大きな特徴がふたつあります。まずはデュアルストラクチャー（二重構造）である点です。

外側からは分かりませんが、フェース後方のヘッド内部にクラウンとソールをつなぐ「壁」がある構造になっているのです。

つまり、ヘッドのフェース寄りに壁によって区切られた空間がある状態。これがあることにより、スクェアヒット時のヘッドのねじれ抵抗を上げ、フェースをスクェアにキープ。ボールのスピン軸が傾きません。

ヘッド体積445ccの小ぶりヘッドでありながら、まるで高慣性モーメントドライバーのようなミスヒットへの強さを誇ります。

また、内部に壁があることでヘッド前方の剛性がアップ。当たり負けせずに、インパクトエネルギーを最大限ボールに伝えることが可能になっています。

TP-XI ニトロゲンの特徴２：窒素充填でボールスピードが下がらない！

これだけでもすごいのですが、さらにこのドライバーはヘッド内部に窒素ガス（ニトロゲン）が充填されています。

これによりヘッド内圧を高め、フェース素材を薄肉化することが可能に。インパクト後のヘッドの減速を最小限に抑え、オフセンターヒット時でもボールスピードが下がりません。

内部の壁によるボックス構造。そこに窒素ガスを充填する技術。このふたつの技術の組み合わせによって、飛んで曲がらない圧倒的パフォーマンスを獲得しているのが、この「TP-XI （イレブン） ニトロゲン」なのです。

こういった技術だけでなく、ヘッドの形状も玄人をうならせるもの。445ccの小ぶりヘッドは各部の曲がりの頂点を揃えることでターゲットにスクェアに構えることが可能。

形状的には非常にトラディショナルで、今どきの投影面積の大きいヘッドに違和感を覚えるゴルファーには最高に構えやすい形状となっています。

シャフトはグラファイトデザイン社製のオリジナルシャフト。

Sで55グラムの先中調子シャフトで、クセのないしなりで先端が走りつつ暴れないのが特徴。多くのゴルアーにヒットする性能となっています。

TP-XI ニトロゲンをゴルフポケットの試打担当・Oが打ってみました。

「非常に小ぶりに見えるヘッドで、ミスヒットしたときに曲がらないかな？ と打つ前は不安でしたが、ヘッド内部に壁のある二重構造の効果なのか、打つと驚くほど曲がりません。ヘッドが小ぶりなぶん操作性が非常に高く、飛距離を稼げる軽めのドローボールが打てました。」

なんといっても印象的なのはその飛び性能だ。

「カムイといえば飛ばしに定評のあるクラブメーカー。それだけに、『絶対に飛ぶクラブをつくる』という意気込みが商品からも感じられます。そして出色なのがシャフト。Sシャフトを試打しましたが、非常にクセのないしなりで高性能。ヘッドスピードが0.5〜1m/sくらい上がり、かつ安定します。」

また、特徴的なの打音。かなり甲高い打球音がするが、低めの音が好きな人には発泡材が配合されたヘッドを選ぶこともできる。

「音に関しては、非常に甲高いですし、音量自体も大きい印象。最初は正直『音すごっ』と思いましたが、10球、20球打つと不思議とまったく気にならなくなります。ただ、あまり甲高い音が得意でないゴルファーは、性能が同じで音だけが低くなる発泡剤入りを選ぶといいと思います。」

フェース裏側の二重構造、そして窒素充填という画期的テクノロジーをふたつ同時に実現したカムイのTP-XI ニトロゲン。

どこまでも飛びを追求した性能、ぜひ一度ご体験を！

※リシャフト時にネック部に熱をかけすぎるとガスが漏れる可能性があります。(保証対象外)

※内圧が高いため、フェースの再研磨や改造は絶対に行なわないでください。(保証対象外)

※通常使用において、ガスが抜けた場合は再度入れ直すことができます。(保証対象2年間)

※発泡剤は一度入れると抜くことはできません。

※ガスのみのヘッドに発泡剤を入れることはできません。

※ガス注入口は絶対に触らないでください。怪我のおそれがあります。(保証対象外)