26度から42度!
KZG H370の脅威のロフトバリエーション
KZG H370 UT 中空ハイブリッドアイアン
アイアンのストロングロフト化とユーティリティ人気の高まりを受け、セットに入れるアイアンの本数は減少の一途。
昔のように3番や4番から入れているという人はいまや絶滅危惧種。5番から入れているという主流派も減りつつあり、今や6番から、7番からという人も珍しくありません。
そんななか登場したのが“アイアンのいらないユーティリティ”KZGの「H370」です。どんなクラブか、詳しくご紹介していきましょう。
ふつう、ユーティリティの番手構成は18度、21度、24度といったところ。まれに27度、30度といった番手が存在するといった感じが多いと思います。
26度。見た目はユーティリティ寄りだが、ネックが長く、性能はアイアン的でもある
H370の最大の特徴は豊富に揃った番手。下はなんと「42度」まで、7番手があるんです。
30度。少し見た目がアイアンっぽくなってくる
アイアン代わりに26度から42度まで5本を入れて、その下にウェッジを48、52、58度を入れる。そんな「アイアンを1本も入れないセッティング」も十分可能になるのです。
34度。ロフトが多くあるが構えやすさも十分に感じられるのではないだろうか
もちろん、手持ちのアイアンを少し組み合わせて、8番までをH370にリプレースし、9番以下を従来のアイアン、ウェッジで揃えるという組み合わせも考えられます。
38度。最近の飛び系アイアンならば、ピッチングのロフトということもあるロフト帯
アイアンよりもミスに強く、球の高さが出せる。要するに圧倒的にやさしいユーティリティをショート番手まで加えることで、ゴルフが格段にラクになるのはいうまでもありません。
42度。一度使うとやめられない、と実際に使用する競技ゴルファーは言う
KZG H370のシャフトは「ファイアーエクスプレス スピリッツ i50」を採用
実際に「アイアン0本セッティング」で試合に出る競技ゴルファーも存在します。その理由はやはりやさしさ。高さが出る分グリーンでしっかり止まってくれることも、競技ゴルファーの使用に耐える大きな要因です。
シャフトは、コンポジットテクノの「ファイアーエクスプレス スピリッツ i50」を採用。50グラムと軽量ながら頼りなさがなく、弾道の高さと、飛距離と方向性に安定性をもたらしてくれる高性能シャフトが、「KZG H370」の性能をさらに際立たせてくれます。
このクラブを勧めたいのは、必ずしもパワーのない女性やシニアというわけではありません。セカンドショット以降がバラついてしまう人。アイアンに苦手意識を持つ人であれば、どんな人でもこのクラブでスコアが良くなる可能性を秘めています。
やさしさを極め、スコアにコミットする。「クラブセッティングはこうでなくっちゃ」という固定概念にとらわれず、柔軟な発想でスコアアップを目指すなら、ぜひ選択肢に加えていただきたいクラブです。
【新提案】アイアンはもう要らない?ロフトも長さもアイアンと同じユーティリティが簡単すぎた!【KZG H370 UT アイアン】【試打】
詳細情報
商品名:KZG H370 UT 中空ハイブリッドアイアン
- 商品番号:985463
- ロフト:26、30、34、38、42度
- ライ角:61度(ロフト26度)〜63度(ロフト42度)
- 長さ:26度:38.75インチ、30度:38.25インチ、34度:37.75インチ、38度:37.25インチ、42度:36.75インチ
- バランス:D0
- ボディ素材:SS431
- フェース素材:マレージング
- ヘッド重量:195グラム
- シャフト:ファイアーエクスプレス スピリッツ i50
- シャフト重量:50グラム
- キックポイント:中調子
- 振動数:268cpm(#7)
- トルク:4.1(#7)
- 付属品:ヘッドカバー