内容紹介
「正しい栄養知識」があなたを救う!
元JOC強化スタッフがすすめる食事術
高血糖、慢性疲労、片頭痛、膝痛、薄毛、不眠、イライラなど、カラダの不調を、クスリやサプリメントに頼っていませんか?
人間のカラダは食べたものからできています。ですから、「食べ方」をちょっと工夫するたけで、症状の改善はもちろん、体質も変えらます。
しかし、最近は健康食ブームで何を食べればいいのかがわかりにくくなっています。そして、それに振り回されている人も多いのではないでしょうか。
食はブームではなく、基礎が大事。「正しい栄養知識」を身につけることこそが、健康への近道なのです。
そのお手本となるのが、スポーツ栄養学です。
スポーツ選手の食事は、非常に栄養価が高く、目的に応じて「食べ方」を変えてカラダを作っていきます。
摂取量を調整すれば、一般の人にも効果的!
食べることをがまんしたり、美味しくないものを食べる必要はなく、楽しく食べて健康になる「食べ方」なのです。
本書では、元日本オリンピック委員会強化スタッフで、多くのトップアスリートを支える著者が、「食べ方の基本」から「症状別の食べ方のコツ」など、わかりやすく丁寧に解説します。
目次
- 序章 食べ方次第で未来が変わる
- あなたのカラダは食べ物からできている
- 食は流行ではなく基礎が大事
- いい食事は心も豊かにする、他
- 第1章 健康なカラダを作る食べ方の基本
- カラダを動かす栄養素の基本
- 国が勧める基準はアテにしない
- 「家を建てるように」食べる
- 栄養効果を高める食べ方をする、他
- 第2章 困ったときこそしっかり食べよう【症状別食べ方22】
- メタボリック症候群/高血圧/高血糖/慢性疲労/胃もたれ/頭痛/冷え性/ストレスがたまる/貧血/免疫力を高める/ロコモディブ症候群/薄毛/加齢臭/口内炎/物忘れ/睡眠障害、他
- 第3章 健康食ブームのウソ・ホント
- 「朝食抜き」は不健康
- 「カロリーゼロ」でも肥満になる
- 牛乳はカラダを強くするもっとも優れた食品
- 「サラダ油」はカラダを壊す、他
- 第4章 誰でもできる健康食生活のコツ
- カラダの水分量で若さを保つ
- 魚のエースは「マグロ」
- 野菜の3強は「トマト、アスパラ、ブロッコリー」
- コンビニ弁当は「シンプル・イズ・ベスト」、他
- 付録 カラダがよろこぶ簡単レシピ
著者プロフィール
川端 理香(かわばた・りか)
WATSONIA(ワトソニア)代表。管理栄養士。元日本オリンピック委員会強化スタッフ。昭和女子大学卒業後、東京大学研究生を経て現職。04年アテネオリンピック「VICTORY PROJECT」のチーフ管理栄養士として全日本女子バレーボールチームや北島康介(競泳)などを、08年北京オリンピックでは全日本男子バレーボールチームをサポート。また、Jリーグの東京ヴェルディ、浦和レッズ、ベガルタ仙台、サガン鳥栖や、Vリーグの豊田合成トレフェルサや日立リヴァーレ、その他プロ野球、ゴルフ、スケートなど多くのトップアスリートの栄養指導を行う。主な著書に「10代スポーツ選手の栄養と食事」(大泉書店)など。また、企業の栄養アドバイザーや、学生や一般向けの講演を通して「食育活動」も精力的に行っている。
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