ミニドライバーに重軟シャフトのマッチング
狭いホールで振り切って飛ばせる理由
ミニドライバーは一般的に大型ヘッドの苦手な人や狭いホールで使うためのお助けクラブとして認知されているが、「360 ZFXツアースペック」はミニドライバーの振りやすさや直進性、操作性をベースにしながらも460ccモデルに負けない飛距離を本気で追求したモデルだ。ミニサイズなのに飛ぶ秘密はフェースにある。
たわみやすく接触時間の長い「15-3-3-3チタンフェース」が高いボール初速をもたらす。
フェース面積が小さくたわみにくいミニドライバーは飛ばしには不利といわれてきたが、「360 ZFXツアースペック」では高反発ドライバー全盛期にもてはやされた「15-3-3-3チタン」を採用することでルールぎりぎりの反発性能を達成。
小ぶりなヘッドのつかまりのよさや短尺シャフトによる振り抜きのよさとあいまって、フルサイズのドライバーに負けないボール初速と飛びを実現している。
さらに、アクシスゴルフお得意のウェイトテクノロジ—と可変スリーブによって一人一人に合わせて振り心地や弾道のチューニングが可能。飛距離と方向安定性、どちらも妥協のないドライバーとなっている。
460ccとミニの二刀流・奥山プロが「360 ZFXツアースペック」を本音レビュー
今回試打に協力してくれたのは、以前から460ccドライバーとミニドライバーの二刀流を実践している奥山ゆうしプロ。ミニドライバーに慣れた奥山プロにとっても「360 ZFXツアースペック」のかまえやすさは別格だという。
安心感とつかまりのバランスがいい360ccのシャローヘッド。ボディには軽比重チタンを採用
「ミニといっても体積が360ccもあってシャローなので十分な大きさです。ロフト11度でフェースがよく見えるところも安心感につながっています。それでいてフェースの向きはストレートなので右にも左にも行かなさそう。この作り方がとても上手で、大型ヘッドが苦手な人も球が左右に曲がる人でも、かまえたときからこれなら大丈夫と思えるはずです」(奥山)
見た目が安心な「360 ZFXツアースペック」は打ってみてもやっぱり曲がらない。
「同じアクシスゴルフで460ccの『512ZFXツアースペック』も曲がらないクラブですが、『360 ZFXツアースペック』はそれ以上に曲がりません。
6箇所のスクリューウェイト(0.6g×2、1g×2、3g×2)によりきめ細かな調整が可能
コースでも打ちましたが、あっと思って片手を放すようなミスショットでもボールはコースに残ってくれました。そもそも44.5インチで振り抜きがいいのでそんなミスも滅多に出ませんが、打ち下ろしや狭いホールなどちょっと嫌だなと思うときでもプレッシャーがまったくなく、練習場よりコースに行ったときにかなり助けになってくれるクラブです。」(奥山)
そして奥山プロが何よりも驚いたのは飛距離性能だ。
「当たったときにソフトで食いつく感じがあって、弾くというよりはボールを強く押してくれる感覚です。シャフトも短い割にはちゃんとしなってくれるのでミニドライバーとは思えないほどボール初速が出ます。また、ヘッド体積の割には芯が広く、少しくらい打点がブレたとしても初速や左右・上下の打ち出し角が安定しています。FWのようにティーを低くして打てば鋭いライナーで飛ぶし、ティーを高くしてカチ上げても高い弾道で飛ばせます。自分のスウィングやコースコンディションに合わせた弾道でベストな結果を出せるクラブです。」(奥山)
【奥山ゆうしプロ プロフィール】
1983年生まれ。2006年ツアープレーヤー転向。YouTubeチャンネル「OKゴルフ」主宰。
SNS総フォロワー数25万人
奥山プロはヘッドとシャフトの相性のよさについても評価してくれた。ミニドライバーの欠点は短尺化によって同じシャフトでもより硬く感じるところだが、その点「Ryujin」は短くなっても振りやすさが変わらないと奥山プロ。
切り返しで自然なタメを作り、インパクトで加速する中元調子。強振しても暴れにくく高い方向安定性を維持する
「フィーリングは昨今流行りの軽硬とは逆で重軟です。硬いシャフトを振るとどうしても手打ちになってしまいますが、『Ryujin』は44.5インチでもちゃんとしなってくれるので身体を使って振れます。かといって動きすぎることもないので出球が安定していますし、ヘッドの位置やフェースの向きがわかりやすいので、ヘッドを上から入れたり下から煽ったりといった操作もしやすく、そのことも平均飛距離や曲がりにくさにつながっていると思います。」(奥山)
西田幸一プロも「360 ZFXツアースペック」を大絶賛!
トーナメントプロ資格を持ち、ゴルフ工房「Nissy」も主宰する西田プロは独自の視点から「360 ZFXツアースペック」を評価する。
「トウの部分の塗装でヘッドを必要以上に大きく見せないようにしているところもいいですね。もっちりとして長く食いついてくれる打感はいかにもβチタンらしく、ヘッドが小ぶりなので重心が浅く適度なスピンの強い球が出ます。グースっぽく見えるつかまり顔でライ角も日本人の体格に合っているのでやさしいドライバーを探している人におすすめです」(西田)
【西田幸一プロ プロフィール】
1990年生まれ。2013年ツアープレーヤー転向。Gスタジオ茅場町にてレッスンを行っている。