ハイバウンスソールでも牙のようなデザインで抜けの良さを実現
ベストスコアを69とし、芸人さんたちの中でも、トップクラスの腕前が知られている大西ライオン氏。もともとラズルダズルのクラブ愛用者で、ウェッジも大のお気に入りだったことから、担当者の阿部歩氏に「こんなウェッジを作って欲しい」という要望を伝え、『FANG WEDGE(ファング ウェッジ)』が限定生産で誕生。
『FANG』とは「牙(きば)」のことで、ライオンの牙のように、しっかりと噛むという意味合いが込められているそう。ソールやバックフェースのデザインに牙をイメージするものが取り入れられています。
制作時には、要望を具体的に伝えるべく、大西氏自身も兵庫県の工場に足を運び、マスターヘッド製作に参加。コンセプトは「開いて使えるウェッジ」とのことでしたが、難しくなりすぎないように微妙な調整を行い、開いても、そのままでも使いやすいヘッド形状ができあがりました。
特徴的なのは、ソール形状。「牙」をイメージして、ソール部分に設けられた段差は、デザイン的な見た目のカッコ良さもありますが、接地面積が少なくなる効果もあり、ハイバウンスソールでありながらも、ライの状況を選ぶことなく、抜けの良さをかなえています。
この抜けの良さがショットの安定をもたらし、高いスピン性能も発揮。理想的な高さでグリーンに落ち、キュキュッとスピンがかかるウェッジになっています
大西氏が出来上がってすぐの試打で、17ヤードのグリーン周りのアプローチでは、一発目からピンそばにピタリとつけるナイスショット。いちばん最初のショットでイメージ通りの球が打てるのは、そのクラブの性能面の高さを物語っています。
バンカーでは少しミスショット気味であっても、しっかりと出すことができるなど、寛容性の高さも感じさせ、スピンの効いたショットを続発。
さらにフルショットでも、イメージした通りの高さの弾道で、グリーンをきっちりとらえることができ、スコアメイクに直結するウェッジであることを証明しています。
動画の中で「ノーメッキでない、メッキのヘッドでもこんなにスピンが入るんですね」と驚く大西氏に「溝もバウンスもスピンが入りやすい設計になっているからです」と阿部氏。
ハイバウンス設計でやさしさをもたらしながら、牙の形状で接地面が減り、抜けの良さをかなえることが、ナイスショットにつながる要素だそう。
しっかりとピンを狙えるウェッジを手にすることで、安心感を持って攻めていける…