北の国から火が着いた噂のドライバー
浅重心と深重心のいいところ取り?
初速は出るけど球が曲がらない!
JIGEN eRook Ⅲ(ジゲン イールーク スリー) ドライバー
「アンタ最近、なまら飛ぶんでないかい」「いやあ、なんもなんも」
雪のシーズンが終わり北海道のゴルフシーズンが始まる頃、あちこちのゴルフ場でこんなやりとりが交わされているそうです。一方、道内のショップでは、とあるカスタムドライバーの人気に火が着き広まり続けているとの噂。我々がキャッチした2つの情報に関連性はあるのでしょうか。それを確かめるためにゴルフポケット担当記者が札幌に飛びました。
道産子ゴルファーを飛ばし屋に変身させた“なまら飛ぶ”ドライバーとは?
北海道のゴルフ場は1年のうち半分近く雪に閉ざされます。その間、道産子ゴルファーは冬眠にしているか、もしくはウィンタースポーツなど他の趣味に没頭しているか。勝手に想像していましたが……その実態は、しばれる屋外練習場にも黙々と球を打つゴルファーの姿が途切れることはなく、道内でも最近急増中というインドアスタジオはどこも大盛況の様子。
そして、ゴルフショップの賑わいもオンシーズンとたいして変わりません。そうなんです。道産子ゴルファーの皆さんは短いシーズンを目一杯楽しむために、長いオフシーズンの間にスウィングを探求し、新しい道具を試しとことん吟味するのです。
そして、そんな道産子ゴルファーたちの目に止まり、飛距離アップの要因となったドライバーとは? 流行の震源地とおぼしき札幌のゴルフショップ「The sun golf」を訪ねました。
札幌の工房から広まった「eRook Ⅲ」の飛び伝説
「いま北海道で爆売れしているドライバーがあると聞いたんですが」(ゴルフポケット)
「もしかして『eRook Ⅲ』のことですか。ウチでもよく売れていますよ」と即答してくれたのは同店の内堀巧店長です。リーチを飛ばしていきなりビンゴでした。
「eROOK Ⅲ」は初代から飛ぶと評判をとった「eRook」の3代目、工房界隈でも知る人ぞ知るドライバーです。内堀店長はじめショップのスタッフが「eRook Ⅲ」を初めて打ったのは割と最近のことだそうです。
「去年の12月にメーカーの営業の方が来店されて、とりあえずバーンて打ってみたらなまら初速が出て飛びました。すごいと思ったのは、ドローで低スピンはふつうだけど、『eRook Ⅲ』の場合はフェードやスライスでもスピンが入らないところです。ウチのお客さんにも球がつかまらなかったり、スピンが多くて困っている人が多いのでその場で試打クラブを注文しました」(内堀店長)
「お騒がせしてすみません。「eRook Ⅲ」に火を着けたのは当店のお客さんです」(内堀店長)
結果は内堀店長の目論見通り、というより期待をはるかに上回ったそうです。
「試してもらうとほとんどの初速が上がってスピンが減ります。3000回転がふつうに2400、2500回転くらいになるし、中には2100回転まで落ちた人もいました。だから飛ばないわけがありません。マイクラブと打ち比べてもらったら違いは一目瞭然です」(内堀店長)
かくして「eRook Ⅲ」は「The sun golf」でこの冬のベストセラーモデルとなりました。そしてシーズンインとともにゴルファーの間で口コミが広まり、現在は道内の他の工房でも売れ始めているそうです。
「たいていのお客さんが試打室で10ヤードくらい飛んでいましたが、スピンが少なく曲がらないのでコースで打てばさらに結果が出るクラブ。冬の間もよく売れましたが、シーズンインしてさらに伸びています」(内堀店長)
「The sun golf」店内の様子
「The sun golf」は初心者からプロまで多くの道産子ゴルファーに頼られているゴルフ工房。札幌市営地下鉄東西線・西18丁目駅から徒歩1分とアクセス抜群。
令和の試打職人の登場で「eRook Ⅲ」の飛びの秘密が明らかに
点と点とが繋がって、北海道で飛ばし屋が増えている背景に「eRook Ⅲ」のヒットがあることを解明。しかし、そこでもう一つの疑問が沸いてきました。なぜ「eRook Ⅲ」は飛ぶのか。それを確かめるために記者は東京に戻り、令和の試打職人・石井良介プロにトラックマンによる計測結果を基に分析をお願いしました。
令和の試打職人・石井良介プロ
「『eRook Ⅲ』が飛ぶ理由を教えてください」という直球の問いに石井プロはわかりやすく答えてくれました。
「びっくりしたのは『eRook Ⅲ』のボールスピードの速さです。いまもっとも初速が出ると言われている“緑”のあのドライバーにも負けていません。また、ヘッドスピードを上げていってもスピンはほとんど増えません。振らなくても十分飛びますが、振れば振っただけさらに飛ばせるドライバーです」(石井プロ)
また、石井プロによると『eRook Ⅲ』には他に類をみない長所があるとのこと。
「これだけスピンが少ないのにボールがねじれないドライバーは珍しいですね。『eRook Ⅲ』には浅重心ヘッドの高初速と低スピン、深重心ヘッドの直進安定性を兼ね備えたドライバーといえます」
「eRook Ⅲ」のアドレスルック
さらに、かまえやすさや打感などフィーリングのよさも『eRook Ⅲ』にはある。
「小ぶりでニュートラルな顔はスライサーでもフッカーでもかまえやすいと思います。見た目以上に球が安定するのは後方の6個のウェイトの効果でしょう。」
ウェイトを6箇所に分散させているのが振りやすさの秘密。きめ細かな調整で一番飛ぶ弾道が見つかる
「打感はもちっとしていて球が一瞬フェースに乗ってから勢いよく飛び出します。やわらかさと弾き感のバランスがよく2倍美味しい打感です。この気持ちよさがヘッドと打ち手、両方のポテンシャルをさらに引き出してくれます。」
高初速・適正スピン・ストレート弾道で飛ぶ
平均的アマチュアに近いスピードで試打。ミート率の高さ(1.51)が初速性能を表している。スピン量は2300回転台で理想的。
ハードヒットしても球が左に巻かない
ヘッドスピードを上げると球はつかまる傾向。しかし、弾道はねじれず、スピン量が増えることもなく飛距離だけ伸びる。
バイオレットやGCとは好相性
「ちょっとつかまえたい人には『スピーダーNX バイオレット』、タメを作りたい人には『ツアーAD GC』がおすすめです」(石井プロ)
引張強度の高いTi-613チタンをフェースに初採用。超薄肉フェースが高初速をもたらす
フルカーボンボディがインパクトの衝撃を吸収。フェースは減速してもバックウェイトが加速を続けるので当たり負けしない
石井良介プロ
1981年2月14日生まれ、神奈川県出身。トラックマンの弾道分析に基づくレッスンやクラブ評価が得意。PGAティーチングプロA級
JIGEN eRook Ⅲ ドライバー【石井良介プロ】【試打】
eRook Ⅲ設計者の小林さん
「数ヤード飛んでも地クラブは選んでもらえません。だから10ヤード飛ぶクラブを作りました」
JIGEN eRook Ⅲ
Feature of weight (重量構造)
フルカーボン軽量ボディを覆うように配置した蹄鉄型バックウェイトがeRookⅢの特徴。ボール衝突時に分散するエネルギーを対角線的に打点に戻す事で、エネルギーロスを限りなく減らす。そして、ウェイトスクリューによる弾道調節が可能となります。
VERIABLE ADJUST SYSTEM
8つのポジションから自分に適したロフト、ライ角、フェースアングルの調整が可能です。
アマチュア試打インプレッション
「自分のヘッドスピードだとツアーAD GCは固く感じたため、スピーダーNXバイオレットの50gを装着してラウンドしました。とてもタイミングが取りやすく、ヘッドが返りやすいのか右スライスが減りました。いつもより飛距離も出て、ラウンド中OBが1度もなかったので良かったです!ヘッドのバックウェイトを調整すれば、もっとフェアウェイキープも高まりそうです。」
(40代男性、平均スコア90台後半、平均ヘッドスピード43m/s前後)
詳細情報
商品名:JIGEN eRook Ⅲ(ジゲン イールーク スリー) ドライバー
【ヘッド】
- ヘッド素材:Ti613チタン合金フェース、Ti811チタン合金フレーム、CFRPボディ、A6061アルミバックボディ
- ヘッド体積:460cc
- ロフト:10.5度
- ライ角:59度
- ヘッド重量:200~202g
- ウェイト重量:1.4g×2個、2.4g×2個、3.2g×2個
【シャフト】
- モデル名:グラファイトデザイン ツアーAD GC
- フレックス:4R1、5S、6S
- 重量:49±(4R1)、56g±(5S)、65g±(6S)
- トルク:5.5(4R1)、4.5(5S)、3.1(6S)
- キックポイント:中調子
- モデル名:フジクラ スピーダーNXバイオレット
- フレックス:40R、50S、60S
- 重量:49.5±(40R)、57.5g±(50S)、67g±(60S)
- トルク:5.7(40R)、4.5(50S)、3.6(60S)
- キックポイント:中調子
【クラブ】
- ロフト:10.5度
- 長さ:45.75インチ
- 総重量/バランス:296g±/D0(40g台・R)、305g±/D1(50g台・S)、314g±/D2(60g台・S)
- SLEルール:適合
- 付属品:ヘッドカバー
※トルクレンチは付属しません
- 商品番号:985991(ツアーAD GC)、985992(NXバイオレット)
◆受注生産品につき『配送希望日』のご指定をいただいても、ご指定日にはお届けできません。
◆受注生産品につき、注文後のキャンセルはできません。