憧れの”ウェッジで遊ぶ”が叶う
稀代の“クラフトウーマン”が作る
とにかくやさしい、とにかく楽しい軽量ウェッジ
Abiウェッジ(ファーストモデル)
「ゴルフ好きが高じてクラフトマンになってしまった女性の工房が人気らしい」。ゴルフポケットのクラブ担当に届いた噂を頼りにたどり着いたのは、福岡県福岡市博多区にある工房「Abigolf」。
店主の阿比留俊子さんは、ゴルフ歴約3年で脱サラして修行。日本初!? クラフトマンならぬクラフトウーマンになり、23年2月に工房をオープンした。今回紹介するのは、阿比留さん渾身のオリジナルウェッジ。
それは、「一般的なウェッジは重すぎて使いこなせない」と悩むゴルファーの救世主となる。
シニアや女性でも使いこなせる「ミステリー212MF」をベースにした293gの軽量ヘッド
「一般的なウェッジって300g前後のものが多いのですが、女性はもちろん一般アマチュアのなかに“重い”と感じる人は少なくない。重いとどうしても、振り遅れてしまってダフリやトップの原因になります。じつは私もそのひとりなんです」と阿比留さん。
では、そんなゴルファーでも使えるウェッジを作ってしまおう! と思い立って生まれたのが「Abiウェッジ」だ。
福岡県福岡市博多区にある工房「Abigolf」の店主・阿比留俊子さん。
ベースは、ミステリーの「212MF」。オリジナルは300gのヘッド重量を、7g軽い293gに変更している。
ミステリーと言えば、こだわりのヘッドパーツを販売するブランドとして定評がある。製造を引き受けるのは、国産アイアン発祥の地、兵庫県神崎郡市川町にアイアン研磨工場構える「オカモトゴルフ」で、ミステリーのアイアンを一手に担っている。熟練の職人のハンドメイドによって、研磨からバレル仕上げまで自社工場で製造している。
もちろん「Abiウェッジ」もここで製造されている。
「ミステリーさんの212MFの魅力は“オートマチックに打てる”ウェッジですが、その魅力はそのままに、扱いやすさをプラスするべく軽量化とデザインをアレンジしました。女性はもちろんアマチュアの方で、例えばバウンスを削って軽くして操作性をあげたい、なんて方にもおすすめです」(阿比留さん)
構えやすく、扱いやすいデザイン!遊べるからもっと楽しくなる
「ウェッジは色々な状況やライから打つことが多いですから、とにかく“扱いやすさ”にこだわりました。ネック側で打ったり、トウ側で打ってみたりと、重いウェッジでは叶わなかった遊びが、いろいろできて面白いです」(阿比留さん)
軽量で扱いやすいヘッド。「Abi」と刻印されている。仕上げは新作の "銅燻しメッキ"
「ソールのリーディングエッジ側を削り落とす“クレセントカット”を施しているので、インパクト時にボールにスッと入っていく感じも、すごく気に入っています。クレセントカットがあるとないとでは安心感が違います。私は腕をクラブでカバーしたいので(笑)、小さな違いにもこだわっています」(阿比留さん)
ヘッド仕上げは3タイプ。写真は "銅燻しメッキ" のアドレスルック
さらに、アドレス時は構えやすく安心感がある。そしてミスショット時でもスピンが入るところが、魅力だという。
「ナイスショットの時はもちろんですが、“あ、ミスした”と思っても、ちゃんとスピンが入るので、同伴者にミスと気づかれないところもいい。いろいろな意味でやさしいウェッジです(笑)」(阿比留さん)
ちなみに、フルショット時のスピン量は1万回転を超えるのだとか。
「ヘッドスピードはそんなになくてもスピンが出るって、気持ちいいですよ」(阿比留さん)
ヘッド仕上げは3タイプ。シャフトは好みでカスタマイズ
ヘッドの仕上げは、新作の「銅燻しメッキ」のほかに、「ソフトブラック(艶消)」と「ホワイトクロムメッキ(艶消)」を用意。いずれも特注品だ。
"ソフトブラック(艶消)"のアドレスルック
"ソフトブラック(艶消)"のバックフェース
"ホワイトクロムメッキ(艶消)"のアドレスルック
ホワイトクロムメッキ(艶消)"のバックフェース
標準シャフトは「モーダス3 ウェッジ105」に加え、別途追加料金にて「TRAVIL75(R/S)」と「AIR SPEEDER スタンダード(WHITE)」の選択も可能。
また、シャフト長さも、標準の「35.50インチ」と短めの「35.25インチ」をご用意。身長や番手あわせて選択ができるのもクラフトウーマンならではの心遣い。
MODUS3 WEDGE 105
◆価格(税込) 銅燻しメッキ:39,800円、ソフトブラック(艶消)&ホワイトクロムメッキ(艶消):34,800円
TRAVIL75
◆価格(税込) 銅燻しメッキ:48,400円、ソフトブラック(艶消)&ホワイトクロムメッキ(艶消):43,450円
AIR SPEEDER スタンダード(WHITE)
◆価格(税込) 銅燻しメッキ:47,300円、ソフトブラック(艶消)&ホワイトクロムメッキ(艶消):42,350円
装着グリップは、MR.Gグリップ オレンジ(黒・オレンジロゴ)バックライン無し
【試打インプレッション】
「幅広い打ち方がやさしくできる、"遊べる"ウェッジ。7gの軽さ、効いてます!何よりソールに、作者のこだわりとセンスが表れています」
では、「Abiウェッジ」を実際に打ってみたらどうなのか……「学芸大ゴルフスタジオ」ヘッドコーチの兼濱開人コーチに58度を試打してもらった。
「打感がソフトで抜けもよく、やさしく打てる。一般的なウェッジが重くてダフるという人にはぴったりですね」(兼濱)
「パッと見、グースが入っていてボールがフェースに乗りやすそうなイメージ。そして実際打ってみると、めちゃめちゃフェースに乗る!打感も柔らかく抜けもいいです。日本に多いコーライ芝と相性がよさそうですね。
通常より7g軽いので操作性もいい。7gと聞くと数字的には僅かに思えますが、実際に振ると大きく変わるんです。
実は、グースネックのウェッジって野暮ったく見えがちなのですが、ニッケル仕上げにしてあるのでシャープに見えるところもいい。
リーディングエッジ側とバウンス側に削りが入っているので、グースネックのウェッジにしてはトウで打ったり、ヒールで打ったり幅広い打ち方ができるまさに“遊べる”クラブ。
このソールデザインに、作り手さんのメッセージを感じました」(兼濱コーチ)
女性クラフトマンの想いが詰まったウェッジって? 開人コーチが大絶賛した理由とは【Abiウェッジ】
兼濱開人コーチ プロフィール
兼濱開人コーチ
「クラブが主役」を合言葉に、シンプルなスウィング作りと一人ひとりに寄り添ったレッスンで人気。
「学芸大ゴルフスタジオ」ヘッドコーチのほか、立教大学ゴルフ部コーチも務める。
ウェッジをもっとやさしく楽しみたい人はぜひ、手にしてみてはいかがだろう。ゴルフがもっと好きになること、間違いなし!である。
詳細情報
商品名:商品名:Abi ウェッジ(ファーストモデル)
- ロフト角(バウンス角):48度(5度)、50度(7度)、52度(7度)、54度(9度)、56度(11度)、58度(11度)、60度(10度)
- ヘッド素材:軟鉄
- ヘッド仕上げ:粗研磨(ボディ)
- ヘッド重量:293g
- メッキ仕上:銅燻しメッキ、ホワイトクロムメッキ(艶消)、ソフトブラックメッキ(艶消)
- シャフト:N.S.PROモーダス3 ウェッジ105、TRAVIL75(R/S)、AIR SPEEDER スタンダード(WHITE)
- クラブ長さ:35.5インチ(標準)、35.25インチ
- グリップ:MR.Gグリップ(黒・オレンジロゴ)バックライン無し
- 溝:新溝 ※ルール適合モデル
- 右用のみ
- 商品番号:985934(銅燻し/モーダス3WEDGE105)、985935(ホワイトクロムメッキ・ソフトブラック/モーダス3WEDGE105)
985936(銅燻し/TRAVIL75)、985937(ホワイトクロムメッキ・ソフトブラック/TRAVIL75)
985938(銅燻し/AIR SPEEDER STANDARD)、985939(ホワイトクロムメッキ・ソフトブラック/AIR SPEEDER STANDARD)
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