ジェイビーム JL ブラック YS-02はどんなドライバーか？

ジェイビームのJL ブラック YS-02は、カーボンクラウンを採用し、余剰重量をトウ・ヒールに配分することで重心位置を最適化。結果、500円玉2枚分という広い芯を獲得することに成功したドライバーです。

ジェイビームのドライバーといえば中上級者好みのゲンコツ型形状のものが多いですが、このヘッドに関しては見た目にもやさしいシャローヘッド。ミスヒットへの強さはもちろん、球の上がりやすさも良好です。

もちろん、飛距離性能にも妥協はありません。フェースには特殊チタンを採用することで反発性能も高く、ネックには調整機能を搭載することで、弾道を最適化することも可能となっています。

ジェイビーム JL ブラック YS-02を山崎泰宏ドラコンプロが解説

ジェイビームのドライバーの監修者で、ドラコンプロとしても大活躍する山崎泰宏ドラコンプロは、このドライバーを「とくにヒールヒットに強いドライバー」だと表現しています。

「プロでもラウンドで毎回芯を喰うわけではありません。ましてやアマチュアの方は芯に当たらないことがほとんど。とくにヒールに外す方は多いですが、このドライバーはヒールヒットでもスピンが増えすぎず、曲がり幅が抑えられます。」（山崎プロ）

実際に、山崎プロに試打してもらった結果を見ても、ヒールに当たった（芯を外した）ボールでもミート率が "1.44" と高い数値を記録し、曲がり幅も少ないことが確認できました。

ミート率が高い＝ヘッドスピードをボールスピードに変える効率が高いということで、曲がりが小さいだけでなく、飛距離も稼いでくれることがわかります。

「どのメーカーのクラブでも、芯に当たれば飛距離はそう大きくは変わりません。そこで、芯を外しても曲がらず飛ばせるクラブを目指したんです。」（山崎プロ）

ジェイビーム JL ブラック YS-02と好相性のシャフト

さらに、シャフトはラインナップ全て40グラム台という、ジェイビームのオリジナル超軽量シャフト「JYフォーティー」を採用。軽量ながらしっかり感があり、ヘッドスピード50m/sを優に超える山崎プロも試合で使用するほど。それでいて、ヘッドスピード30m/s台で振ってもしっかり振り切れるという、ジェイビームお得意のヘッドスピードを問わない仕上がりになっています。

軽量シャフトでヘッドスピードを上げ、高いミート率のヘッドで飛距離に変える。曲がり幅を抑えることで、ただ飛ばせるだけでなく、スコアにまでコミットする。

飛ばしたい人、曲げたくない人、ベストスコアを出したい人……多くのゴルファーに使っていただきたい、傑作ドライバーです。