THE-G Ti ハイブリッド トライアングルはFWみたいなUT

このクラブの特徴は、ユーティリティ（ハイブリッド）でありながら、まるでフェアウェイウッドのような雰囲気が感じられる点にあります。

ヘッド形状はセミディープフェースで、薄めのグレーIP加工を施したヘッドはフェース面をターゲットに向けやすく、ネック付近のマスキングラインを工夫することでかぶって見えないなど、構えやすさと安心感が追求されています。

そして、驚かされるのは見た目以上のやさしさを打つと感じられること。ユーティリティの球の強さや芯への当てやすさがありつつも、フェアウェイウッドの飛距離と球上がりの良さも兼ね備えているのです。

THE-G Ti ハイブリッド トライアングルの素材と構造

その秘密が素材と構造面にあります。まず、フェース・クラウン・ボディ周辺部には弾き感の強いチタン素材を一体成型。そして、なんとソール全体にタングステン合金を採用することで、超低重心化を実現しているのです。

さらに、重いソールの中央部分のみを空洞化することで軽量化も同時に図り、ソールの重量配分を外周部に寄せることで慣性モーメントを高め、ミスヒットへの強さも兼ね備えています。

THE-G Ti ハイブリッド トライアングルにFW用シャフトが合う！

このヘッドを「フェアウェイウッドを思わせる形状の通り、ボールの上がりやすいユーティリティ。フェアウェイウッドが難しいと感じているゴルファーには特におすすめしたい」と高く評価するのが、今回シャフトとのマッチングを提案してもらった、栃木県の人気ショップ、アフターゴルフ クラフトJの佐藤順店長。

佐藤店長が選んだシャフト「N.S.PRO GTシリーズ」は、なんとユーティリティ用ではなくフェアウェイウッド用。

「UTにFW用のシャフトを差すことによって、よりボールを上げやすく、スピンも入ります。UTの力強い球筋と、FWの球の上がりやすさが融合して、高弾道でグリーンで止まりやすいクラブに仕上がっています。」（佐藤店長）

GT500は、重量が50g台のシャフトで、思いっきり振って大きな飛びを狙うタイプ。GT600は、重量が60g台のシャフトで、しなりを使って飛距離を出そうとするタイプ。自分のスウィングタイプで選択できます。

FWとUTの“いいとこ取り”ともいえる「THE-G Ti ハイブリッド トライアングル」。ユーティリティを使いたいけどどうも苦手で……という人にとって、救世主的クラブになりそうです。

詳細情報

• ロフト（番手）：21度（3U）,24度（4U）,27度（5U）
• ライ角：59.0（3U）,59.5（4U）,60.0（5U）
• フェース角：スクェア
• ヘッド重量：235g（3U）,241g（4U）,247g（5U）
• ヘッド体積：130cc（U3）,125cc（4U,5U）
• フェース&ボディ素材：6AL-4Vチタン
• ソール素材：タングステン合金＋カーボンプレート
• 構造：特殊複合チタン構造
• シャフト：N.S.PRO GT500（S,R）,GT600（S,R）
• 調子：中調子
• グリップ：STM M-series（ブラック）
• 付属品：オリジナルヘッドカバー
【クラブスペック】

• 3U(GT500-S)：長さ:40.5インチ、バランス:D1、総重量:341g±
• 4U(GT500-R)：長さ:40インチ、バランス:D1、総重量:343g±
• 4U(GT600-S)：長さ:40インチ、バランス:D1、総重量:353g±
• 5U(GT500-R)：長さ:39.5インチ、バランス:D1、総重量:356g±
• 右用のみ
• 商品番号：985932