ウェッジに重要なものはなんでしょう。「スピンがかかる」これは重要。そして、フェース面に吸い付くような軟らかい「打感」を求める人も多いはず。そして忘れちゃいけないのが「抜けの良さ」。
このウェッジに求める3つの要素をすべて備えたモデルをご紹介します!
そのウェッジがReflex Wedge PRO VⅡ(リフレックスウェッジ プロ ブイツー)。愛知県春日井市のゴルフ工房 Reflex (リフレックス)のオリジナルモデルで、開発したのは代表の丸山恭生さんです。
丸山さんに、なぜウェッジを作ろうと思ったのかを聞いてみました。
Reflex Wedge PRO VⅡはどんなウェッジか?
ゴルフポケット(以下、GP):ウェッジを作ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
丸山恭生さん(以下、丸山):ウェッジを作ってもう十数年になりますが、最初のきっかけは作り始めた当時に「抜け・打感・スピン」の三拍子が揃ったウェッジがなかったことですね。その三拍子を突き詰めて作ったのがリフレックスウェッジです。
GP:当時はアメリカにいらっしゃったとか。
丸山:そうですね。日本でクラブ屋さんを始めた時に自分が欲しい、こういうのがあったらいいのに、というのがなくて、クラブ作りをしたのがスタートです。洋芝でも日本の芝でも試して、「これだ!」と思ったから作ったんです。
GP:日本には四季があって、季節によって芝の状態は大きく異なりますよね。
丸山:まさにその通りで、冬のペタペタの芝もあれば、夏の伸びに伸び切ったラフもある。どんな芝の状態でもしっかりとクラブが抜けて、スピンがかかる。そういったウェッジになっています。
GP:抜け・打感・スピンの3つにこだわったとのことですが、スピンと打感の部分はどのようなこだわりがあるのでしょうか。
丸山:まず打感に関しては「S15C」(ゴルフクラブに使われる軟鉄のなかでもっとも柔らかいと言われる素材)を使用しています。あまりないくらいの打感の軟らかさだと思いますし、軟らかいことでフェースに乗る感じや、どういうふうにボールが飛び出していくかがわかりやすくなります。結果、繊細な距離感のアプローチができます。
GP:打感を追求するとノーメッキにするケースもあると思いますが……。
丸山:ノーメッキにしなくても十分に打感が軟らかいので、手入れの大変なノーメッキにする必要がないんです。
GP:なるほど! スピンに関してはいかがでしょうか。
丸山:数字では公表したくないんですが、スピンがかかりやすいようにフェース面を平面に近い面精度になっています。また、スコアラインは彫刻溝にしています。もちろんルール適合です。
GP:どういうゴルファーに使ってもらいたいというイメージはありますか?
丸山:アプローチはスコアに直結すると思うので、アプローチの苦手を克服したいとか、バンカー脱出もしやすいと定評があるので、バンカーショットを克服したいとか、そういう思いを抱えている方ですね。そして、このウェッジを使うことでアプローチを好きになってもらいたいなと思っています!
ReflexWedge PRO VⅡは
「上手くなりたい人」に使ってもらいたいウェッジ
このReflexWedge PRO VⅡ、実際に構えてみると「開きやすい顔」になっていることがわかります。スクェアに構えてよし、開いて良しで、どちらも球筋のイメージが自然に湧いてきます。
そして、芝からの抜けの良さは打てば実感できること請け合い。バンカーからはエクスプロージョンショットが打ちやすいため、バンカーを苦手にしている人にも手に取ってもらいたいウェッジとなっています。
テクニックを使いたい上級者はもちろん、今よりもっと上手くなりたい、そう願うゴルファーに使ってもらいたいウェッジ。ぜひ一度、手に取ってもらいたいウェッジです。
ヘッドのみでの販売行っておりません
ロフトバリエーションは、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度と、豊富にラインナップ。58度はローバウンス8度とハイバウンス13度から選べる。
シャフトはお薦めの「ダイナミックゴールド ツアーイシューEX S200」の他に「ダイナミックゴールド S200」「N.S.PROモーダス3 WEDGE(105、115、125)」が選べる