「カールヴィンソン赤デラカスタム」の衝撃再び
「青デラ×G8カスタム」

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「この組み合わせは飛ぶ!」と京都のゴルフ工房「ウィザード」が発信。
アマチュアゴルファーの口コミがSNSを通じて、またたく間に近県、そして全国に拡大。
工房スタッフが驚くほどの反響となった元祖黄金スペックドライバー「カールヴィンソン赤デラカスタム」。

“赤デラ”とは、もともと飛距離性能に定評のあったエミリッドバハマのヘッドに、しなり戻りが抜群に速いデラマックスのシャフト「020プレミアムシリーズ」を組み合わせたモデル。自身もバハマ×デラマックスの熱烈な愛用者だった 「ウィザード」スタッフ・奥田晃義氏のアイデアから生まれたドライバーだった。

あれから約2年。

デラマックスの新シャフト「07プレミアムシリーズ」（通称青デラ）が発売されるとあっては、奥田氏が黙っているはずはない。



さっそく新シャフトのスペックに合うドライバーを全国から厳選。新たに組み上げたのが「グランプリG8青デラカスタム」だ。

奥田氏　今回選んだヘッドはグランプリの「G8」です。簡単に言うと、前作の赤デラと同じくらい飛びますが、左には行きにくいヘッドですね。



奥田氏　前作（赤デラ）はつかまりが抜群に良かったので、つかまる人が思い切り振りに行くと強いフックボールが出ることがありました。
そこで今回は、飛距離を落とすことなく、左へのミスがでないドライバーに仕上げました。

　元祖黄金スペック・赤デラとの違いは、
　赤デラ：つかまるシャフト×つかまるヘッド
　青デラ：つかまるシャフト×つかまりすぎないヘッド

奥田氏　今回の新しいシャフト（青デラ）は、しなり戻りが抜群に速いのは赤デラと同じですが、中元調子になったこと（赤デラは中調子）と、手元側に比重の重い「ボロン繊維」を積層させたことでカウンターバランスになり振り心地が良くなったのが特長です。
カウンターバランスにしようとすると通常シャフトが重くなりますが、総重量50グラム台を維持しながら手元を重くしているのはスゴイ技術ですね。
手元が絶妙に重くなったことで、ダウンスウィングで手元が浮いて振り遅れてしまうミスや、振り遅れをカバーするためにヘッドを返しすぎてしまうミスが出にくくなっています。



今回試打したのは、デラマックスの新作シャフト「07プレミアム」シリーズに、丁寧なモノづくりで定評のあるグランプリのヘッド「G8」を組み合わせたモデルです。
シャフトは重量54ｇの「X」で、中元調子。左に引っかかりにくく、ドローボールが打ちやすいシャフトです。
ヘッドの「G8」はつかまりすぎない、ストレートから軽いフェードが打ちやすいヘッド。ウェートで細かく重量調整ができるようになっています。
つかまりのいいシャフトと、つかまり過ぎないヘッドを組み合わせて、左への恐怖を打ち消しているのだと思います。



構えてみると、かなりディープフェースで、ヘッドは460ccですが塊感のあるコンパクトなサイズ感です。ヘッドが大きすぎると振りにくく感じる方にもいいですね。



フェースの見え方はストレート。ディープフェースなので、構えたときに見えるフェース面が大きく安心感があります。



さっそく打ってみました。
弾きがいいので初速はとても速いですが、打感がやわらかいので硬い感じはありません。気づいたときには遠くまでボールを運んでいってくれている感覚です。ボールも簡単に上がりますね。
ヘッドスピード44.6m/sでキャリーがほぼ250ヤード。ストレートからフェードくらいの弾道でした。
スピン量が少なく、高さのあるビックボールがやさしく打てるドライバーですね。
50g台でフレックス「X」のシャフトですが、対象となるヘッドスピードは40～45m/sほどでしょうか。
シャフトのしなり戻りが速いので、クラブの重さを感じながらスウィングしてあげるだけで、ヘッドスピードが上がる感覚があります。



そして、やはり左へのミスが出にくい。これは左へのミスはほとんど出ないんじゃないでしょうか。
つかまり過ぎて左にいく心配がないので、コースでも安心して振っていけそうです。





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