内容紹介
世界中のゴルフコーチやインストラクターが
今、必死に学んでいるスポーツ・バイオメカニクス理論、
それがこの「反力打法」です。
筋肉などの自分の力に頼らず、地面から返ってくる力「地面反力」や「重力」を効率よく体の回転に換えるから小さい力で飛ばすことができる。
体の構造に合わせた自然な動きをするから、ケガをしない。
スポーツ・バイオメカニクスの世界的権威、Dr.クォンが提唱する「反力打法」は、科学の力を100%活用した、世界最先端のスウィング理論です。
元コーチのクリス・コモがタイガー・ウッズを見事に復活させたスウィング理論、「驚異の反力打法」を、あなたも試してみませんか?
目次
- ゴルフレッスンを進化させる理論、それが「反力打法」
──クリス・コモ(タイガー・ウッズの元コーチ)
- 第1章 「反力打法」とは何か 解説/Dr.ヤン・フー・クォン
- ・「地面反力」って知っていますか?
- ・「反力」を使うデメリットはない
- ・「地面反力」の正体
- ・「内力」と「外力」はどう違うのか
- ・「筋力」+「反力」が飛距離アップの方程式
- ・「地面反力」は体にやさしい
- ・スウィングには3つの軸がある
- ・1つめの軸「垂直軸」
- ・2つめの軸「前後軸」
- ・3つめの軸「飛球線方向軸」
- ・3つの軸は重心で交差している
- ・スウィングを客観的に把握しよう
- ・てこの原理をスウィングに活かそう
- ・従来の方法論を科学的に体系化したのが「反力打法」
- ・「地面反力」を生み出す体の動き
- ・クリス・コモからのメッセージ(1)
- 「反力打法」はヘッドスピードを最大にするために最適なメソッドです
- ・バックスウィングは飛ばしに欠かせない「カウンター動作」
- ・トップに「止める」意識は必要ない
- ・「切り返し」はブランコのイメージ
- ・「地面反力」をさらにパワーアップして回転力に
- ・体が動く順番「運動連鎖」を意識しよう
- ・ダフらないための2つの秘訣
- ・左のカベは「地面反力」が作ってくれる
- ・ここにも注目(1) 大切なのはジャンプよりプッシュ
- ・上下動はタブーではない
- ・センター・オブ・マスの動きを理解しよう
- ・「古い言い伝え」は忘れてしまおう
- 第2章 「反力打法」の実践 解説/吉田洋一郎
- ・科学の力を味方につけよう
- ・「外力」で動くスウィングとは
- ・「外力」を体感するドリル
- ・ジャンプしながら1回転!
- ・外力主体で打てば、必ず当たる
- ・足の裏に意識を集中してみよう
- ・「3つの軸」をイメージしよう
- ・「地面反力」が使えるアドレス
- ・バックスウィングでも「地面反力」
- ・切り返しは左への踏み込みから
- ・左足を左斜め下に踏み込む
- ・ダウンでは左ひざを伸ばそう
- ・ここにも注目(2) スウィング中の骨盤の動き
- ・肩をタテ回転させよう
- ・フェースの向きに感覚を研ぎ澄ませる
- ・「タメる」意識はいりません
- ・これが「リリース」の感覚です
- ・「ミッドハンドフォース」を意識しよう
- ・クリス・コモからのメッセージ(2)
- 実は「反力打法」はアマチュアにおすすめのメソッドなのです
- ・バランスのいいフィニッシュを目指そう
- ・スウィング理論も三次元で見直そう
- ・形だけまねても「地面反力」は生かせない
- ・「打ちたい」「当てたい」が力みの原因
- ・視界の違和感に負けるな
- ・ここにも注目(3) 「ボールをよく見る」が飛距離アップを妨げている
- ・足の前後の動きを意識しよう
- ・ダウンで左ひざを伸ばす理由
- ・ジャスティン・トーマスのジャンプする動き
- ・伸びて沈んで、伸びながら打つ
- ・「体重移動」は必要ない
- ・重要なのは「どうなっているか」
- ・いろいろな感覚を試してみよう
- ・「ねじる」ことが目的ではない
- ・力のベクトルを知ろう
- ・終わりに
著者プロフィール
Dr. Young-Hoo Kwon ヤン・フー・クォン教授
テキサス女子大学教授。専門はバイオメカニクス。生体力学的に理にかなったスウィングを研究している。タイガー・ウッズの元コーチ、クリス・コモなど、クォン教授の教えを受けたプロコーチたちが世界で活躍中。国際スポーツ・バイオメカニクス学会会長.
吉田洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
プロコーチとして数多くのゴルファーを指導するかたわら、世界の名コーチたちに直接指導を受けるスウィング研究家としても活躍。クォン教授と共に「Dr.クォンの反力打法」を週刊ゴルフダイジェストに連載中。
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