【プロ御用達】完全オーダーメイド柴崎ウェッジ「SHIBASAKI GRIND」

33,000円（税込）

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プロ御用達完全オーダーメイド「軟鉄鍛造ウェッジ」

柴崎ウェッジ「SHIBASAKI GRIND」

ナーニー!?プロがお忍びで通う「削り師」が茨城にいるって？

プロの間で密かな人気となっているウェッジがある。
バッグフェースには「SHIBASAKI」の刻印が････。
聞けば、プロアマ問わず注文が殺到しているという完全オーダーメイドの「軟鉄鍛造ウェッジ」
口コミで大評判の「削り師」がいるのは、茨城GCにほど近い「つくば」
いったいどんなものなのか?
潜入レポートしてみた！

【寄せワン量産】同じヘッドは二度とできないオーダーメード！

細川和彦プロが潜入体験取材！「現場の生の声をお届けします」

最大の“こだわり”は「ヒール側」を落としすぎないこと
「抜けがいい＝ぽっこん」これに気づいていない
噂を聞きつけ指定の場所に行くと、そこには看板のない建物が。そろーッとドアを開けると、奥から「グイーン」という研磨音が。
「やってるやってる」と、興奮気味の細川プロ。中をのぞくと、大きな機械の前で丹念にヘッドを削っている方がいる。
この方が噂の削り師「SHIBASAKI GRIND」の柴崎さんだ。

【削り師】柴崎武さん
25歳から今の工房を開き、約15年前からオーダーメイドのウェッジを作製。シニアツアーと中心に評判を集めている

【プロゴルファー】細川和彦さん
茨城県出身の47歳。ギアに精通していて、自ら中古ショップに通い美品を探すほど。ツアー通算8勝

細川プロ、取材開始！

「カオ、ソール、ネックの流れなど希望を聞いてそこに近づけるように切って（削る）いきます。鍛造品なので、同じものは二度とつくれないんですよ」（柴崎）
細川プロ、それを聞いて取材そっちのけで自分の好みを伝え始める。
「私が一番注意するのはバウンスですよね。特にヒール側を落としすぎないように注意しています。開きやすくするにはヒールを削りますが、でも「抜けがいい＝ポッコン」になってしまっている人が多い。つまりフェースに乗っていないんですね。やはりバウンスはあった方がよくて、プロでも６度以下で依頼してきた人はいませんよ」（柴崎）
細川プロもそれには納得。
「僕も8度ぐらいは欲しいですよね。あんまり少ない人はバンカーも出しづらい。自分でも素振りをしてどこがどのぐらい当たっているか確認してから注文するのが一番でしょうね」（細川）

“俺の好みの1本”を作ってほしいなぁ by カズ細川

部屋には新品のウェッジヘッドが。
「うへー良さそうなヘッドがいっぱい」

ウェッジを選ぶとき、いつもアイアンと大きく変わらないように注意する（細川）

工房に置いてあるウェッジを見ては「これイイ」を連発する細川

細川が一番気にするのがフトコロ。ほんの少しだけグースが入ったものが好み

もうひとつ気になるのはソールのヒール側。ここの削り具合でプロのアプローチの打ち方が見えてくる

では1本“切って”いきましょうか！

ボーケイのソールにフォーティンのカオ。そんな夢の削り方もできちゃいます

市川町の「共栄ゴルフ」から購入する“タネ”が基礎となる

そこから約80g分削っていく。
研磨は「削る」とは言わず「切る」と柴崎さんは言う

最後の締めは約3時間の「手ヤスリ」。この“ひと手間”にプロや上級者が列をなす

ネックの流れもよくてスッと構えられる

プロの間で評判なおは、何よりその仕上がりの美しさにある。
「R感って言うんですか、構えた時の柔らかい丸みがいい。職業柄いろんなウェッジを見ますが、ここまでのものはなかなかない。スッと構えやすいです」（細川）

プロの見立てを裏付けるかのように、柴崎さんはギーコギーコとヤスリをかけていく。
聞けばこの作業に3時間近くかけるのだとか。
1日1本か2本しか作れないのも納得。
プロや上級者が“うなる”ウェッジ！んー、これ欲しい。