ウワサのカスタムドライバー! 「ジニコ MODEL01」を打ってみた

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カスタムクラブ界で「飛ぶ」というウワサが広がりつつあるジニコのMODEL01。そのウワサの真偽をたしかめるべく、ゴルフダイジェストの中年ゴルファー3人衆、通称“オヤジゴルファー”が立ち上がった!

ジニコ MODEL01“つかまりカスタム”をオヤジゴルファーが試打!

ジニコ、というちょっと変わった名前のドライバーがカスタムクラブ界で話題になっているのをご存知だろうか? ソール面に配された星のデザインがド派手に目を引くこのクラブ、デザインが目立つのもさることながら、飛び性能がかなり高いらしい──と聞きつけたのはドライバーの飛距離を求めること思春期のごとしというオヤジゴルファー3名。

ジニコ MODEL01ドライバー。ソールの星がド派手でカッコいい

用意したヘッドはジニコ MODEL01。シャフトはかの片山晋呉プロからアイデアをもらって開発したという「ボーン・バイ・シンゴ」というスペシャルバージョンの“つかまりカスタム”だ。

シャフトは片山晋呉プロからアイデアをもらったというボーン・バイ・シンゴシャフトが装着されている

打ったのは以下の3名。
オヤジゴルファー1号(筆者)。40代、ヘッドスピード40ちょっとのスライサー。平均スコア90代後半。
オヤジゴルファー2号(K)。40代、ヘッドスピード45くらいのフッカー。平均スコア80台。
オヤジゴルファー3号(M)。40代、ヘッドスピード45くらいのスライサー。平均スコア90代後半。パワー型。

今回の試打は、まずコースに持ち込んで試打、その次にスタジオに持ち込んでデータ計測という二段構えで行うことにした。というわけでまずは都内からのアクセスが抜群に良く、駅からは歩いていくことも可能な川口市浮間ゴルフ場に持ち込み、いきなり実戦投入してみることとした。

ジニコ MODEL01“つかまりカスタム”をコースで打ってみた

1番ホールのティーイングエリアでワッグルしてみると、感触的には軽め。“つかまりシャフト”というとしなりを感じるものをイメージするが、このシャフトは意外とハードな印象だ。ヘッドは極めてシャープな形状で構えやすさは抜群。印象的にはプロモデルっぽいが、打ってみるとどうか。

まずは筆者が打ってみると、おおっ、キレイなドローボールが出た。1番ホールはチーピンを防ぎつつ、右に行きすぎないショットが求められるホールだが、ターゲットとなる1本木方向に飛び出したボールが落ちぎわ左に切れていった。あら……いいじゃないの今の弾道。

うっとりしていると、続いてKがオレにも打たせろと引ったくるようにクラブを奪い、カキンとティーショット。続いてMもバゴンと打っていったのだがなんと3人ともナイスショットとなった。事前に一球も打ってないにも関わらず! てっきり自分の実力でドローが打てたと錯覚してしまったが、どうやらクラブがいいようだ……。

新素材「Ti-HEG」を採用したフェースは反発性能がかなり高い

そのあともミスなく9ホールを回り切った──と言いたいところなのだが真実を記すならばそう上手くことが運ぶほどゴルフはカンタンではない。途中、右に大きくすっぽ抜けてワンペナ、という球が私は出た。KとMもそれぞれ1、2発ずつ右へのミスを喫していた。その場で交わした会話はこんな感じだ。

筆者:ジニコ、めちゃくちゃ飛ぶけど、めちゃくちゃつかまるって感じじゃないですか? ひょっとして。
K:そうだね。どちらかというとニュートラルから若干つかまり寄りっていう印象かな。
M:私もそう思います。私自身がスライサーなこともありますが、スライスが止まるといったクラブはないのかなと。
筆者:プロや上手い人がいう「つかまる」っていうのは、左に行かない程度につかまるとか、そういうニュアンスの場合が多いですもんね。
K:たしかに。「左か右か、どちらに行きにくいかといえば右」といった感じの適度なつかまりの印象だね。
M:そして弾道は中弾道ですね。
K:うん、上手く打てたときのライナードローは最高に気持ちいい!
筆者:私は基本の球筋が「フケ上がりスライス」というしょうもない弾道なので、めちゃくちゃ可能性を感じます!

そうなのだ。
カットスライサーである私の基本の球筋はクラブヘッドが鋭角に入ることによって生じる高スピンのフケ球スライス。そのショボくれ弾道を持ち球として長くゴルフ人生を送ってきたのだが、つかまって低スピンのドライバーはその持ち球を大幅に改善してくれる可能性を秘めている。

筆者のフケ上がりスライスが中弾道ドローに! なにしろ球筋がいい

この特徴を活かすべく、距離の長い8番ホールでややターゲットより右を向き、引っかけをおそれずに思い切りつかまえにいくと……おお、すごい。中弾道のドローボールで、軽めのアゲンストの中255ヤードのビッグドライブとなった。川口市浮間ゴルフ場は河川敷コースなので平坦。しかもアゲンストで250ヤード超えは記憶にないショットとなった。もちろんこれはマグレ当たりの可能性も大いにあるが、マグレでもこの球が出てくると次のラウンドでも使いたくなってしまうのがゴルファー心というものだろう。

ジニコ MODEL01“つかまりカスタム”のトラックマンデータ

というわけで、コースでの試打結果は上々。今回は日を改めてマシン試打も行なっているので、そちらの結果も記しておこう。各人が5球打った平均が以下だ。

オヤジゴルファー1号(筆者) 最長飛距離:253.3Y 平均飛距離:234.7Y
オヤジゴルファー2号(K) 最長飛距離:249.7Y 平均飛距離:239.3Y
オヤジゴルファー3号(M) 最長飛距離:263.7 平均飛距離:248.75

もともとフック系統のKはやや逃し気味に入れることで安定した飛距離を得、もともとスライサーの私はコースでの成功体験に基づいて、引っかけ気味にクラブを入れていくことで大きく飛距離を伸ばすことができた。安心して叩けるので、ヘッドスピードも普段よりアップしている。

一方、筆者と異なりパワーヒッタータイプのMにとってはシャフトがやや物足りなかったようで、「うーんいまいちタイミングが合わないな」と愚痴りながらも260ヤード超えのボールが割れるんじゃないかという一打を放っていた。練習場ボールでそのへんのオジサンがトラックマンで260ヤード超えは結構すごい。

低スピンドローで飛ぶ! ジニコ MODEL01“つかまりカスタム”

筆者の最長不倒のスピン量は2710rpm。Kの最長不倒は2770rpm。Mの最長不倒は2600rpmだった。中弾道の低スピンドロー、あるいはフェードが平均飛距離を押し上げていた印象だ。ヘッドスピードは3人とも42〜44m/sくらい。同じくらいのヘッドスピードのゴルファーに、ピッタリはまるスペックだと思う。シャフトは大きくしなるタイプではなく、ある程度硬さを感じて芯があるタイプ。持つと軽さを感じるが、頼りなさはない。

ジニコのタイプ01ドライバー“つかまりカスタム”は、中弾道の「つかまり低スピン」で飛ばせる!

ふだん90台、たまに80台が出て、当然のように100も打つというレベルのゴルファーにとって、ドライバー選びは意外と難しい。超つかまるドライバーはつかまりすぎるし、かといって上級者向けモデルはつかまりきれずに右に行くミスが怖い。ジニコ 「モデル01つかまりカスタム」は、その点つかまり加減が絶妙。つかまり過ぎない適度なつかまりが心地よいのだ。そして低スピンであることで、「つかまり低スピン」性能が高い。打感の良さも特筆すべきものがある。

世の中には平均飛距離を上げてくれるドライバーと、最長飛距離を伸ばしてくれるドライバーがあるが、このドライバーはどちらかといえば後者だというのがオヤジ3人の結論。飛ばしに永遠のロマンを求めるオヤジゴルファーにとっては、たまらない1本だと言えそうだ。

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