アームロックパターのいいところは「○○」しないこと!? ボビーグレース ライジングサンを使ってみた

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ゴルフダイジェスト社の中年男性社員、通称「オヤジゴルファー」が自社ECサイトで取り扱う注目ギアをお散歩気分でのんびりテスト! 今回は、人気の“アームロック式パター”を初体験!

ボビーグレース ライジングサンでアームロックデビュー

みなさんはアームロックパターを使ったことがあるだろうか。世界のトップ選手のなかにも使用者がちょこちょこいる、左腕の前腕をグリップに固定してストロークするタイプのパターだ。

ボビーグレイス_アームロックパター1

私は使ったことがなく、一度使ってみたいもんだなあと海外のゴルフ中継など観ながらボンヤリ思っていたところ、自社ECサイト・ゴルフポケットが新商品「ボビー・グレース ライジングサン」を取り扱うことになったので、これは試すしかないでしょとコースに連れていくことにした。

結論から言うと非常に良かったんですよ理由は後述するわけですけど。なんですが、最初はまあまあ戸惑ったのも事実。

ボビーグレース ライジングサンの「構え方」

まず、どう構えるかがわからないわけです。前腕に密着させるのがまあまあ難しい。これ実は通常のパターよりもかなりハンドファーストに構えるのがコツで、逆にいうとハンドファーストに構えないと前腕とグリップをくっつけることもできないみたいな仕様になっている。

ボビーグレイス_アームロックパター2

これくらいハンドファーストに構える必要があって、最初ちょっと戸惑う

私の場合、ふつうのパターの場合手元を体の正面にセットするのだが、アームロックパターの場合は左股関節前くらいにくる感じ。ハンドファーストに構えるとロフトは当然立ってくるので、ライジングサンのロフト設定は7度。普通のパターのロフトはだいたい3度前後だから、その分だけハンドファーストになる感じだ。

さらに握り方の問題もある。ふつうに順手(右手が下)で握るのか、左手1本で握り、右手は添えるだけにするのか。はたまた右手で左腕を握るのか……と、普通のパターとは構え方、握り方がけっこう違う。最終的に私は「右手が下で添えるだけ」スタイルに落ち着いたのだが、ここは慣れが必要なところ。(ただ『どの握り方がいいかな〜』と試行錯誤する時間はわりと楽しい)

ボビーグレース ライジングサンの「メリット」その1

というわけで、実際にボビーグレース ライジングサンを使って川口市浮間ゴルフ場のさざんかコースの9ホールをプレーしてみた。この日の“浮間”のグリーンは冬のコーライ特有の高速グリーンで、パターのテストにはもってこいの環境だった。

さて、アームロックパターのメリットとしてよく言われるのは以下のようなものだ。
・ストロークが安定する
・方向性を出しやすい
・パンチが入ったり、ゆるんだりしにくい

たしかにこれはすべて実感でき、結果的に1メートル以内のショートパットはかなり安定する。基本的には構えた方向にヘッドが動く(構えた方向にしか動かない)ので、カップに対してスクェアに構えることさえできればかなりの確率で入れることができそう。

ほら、ショートパットで「やべっ、テークバックが変なとこに上がっちゃった!」ってこと、あるじゃないスか。ああいうときってダウンで修正しようとして引っかけたり開いたり、大概いい結果にならない。それが極めて起こりにくいのだ。

ボビーグレース ライジングサンの「メリット」その2

ただ、この日私が最大のメリットとして感じたのは「ショートしない」ということだった。

私は石橋を叩いた上で渡らずに帰るタイプの慎重(注:チキンって言わないで)なプレーヤーで、ファーストパットはほぼショートするのが悩み。

ボビーグレイス_アームロックパター3

普段ショートしまくりな私だが、アームロックにしたら距離感がすごい合った

とくにこの日のような高速グリーンではビビってショートするパターンが多いのだが、この日に限ってはほぼピタリと距離感が合ってくれた。結果、9ホールのプレーだったが3パットは1度もなかった。うれしい。

ではなぜショートしなかったのか? 可能性として考えられるのは、パターの重量が740グラムと普通のパターの1.5倍くらい重いことだ。パターそのものが重く、ヘッドも大型マレットで高慣性モーメント。普通の乗用車と2トントラックが同じ速度でぶつかった場合、より衝撃が大きいのは後者であるように、いつも通りにストロークしているつもりでも、ライジングサンで打つとボールが“飛ぶ”感覚があるのだ。

この仮説を実証すべく基本的にショートをしない超・強気なパッティングスタイルを持つ同伴者にも試してもらったところ、案の定大オーバーさせていた。ごめん!

ボビーグレース ライジングサンの「デメリット」は?

じゃあデメリットはなかったのか? 1点、グリーン外からのいわゆる“テキサスウェッジ”的な使い方は初実戦投入では正直イメージが出なかった。カラーから50センチくらいのところから私は普段安全第一でパターなのだが、この日はタッチのイメージが出ずにピッチングウェッジで打った。これは慣れの問題かもしれない。

ボビーグレース_アームロックパター2

大型マレット形状で安心感抜群。ミスヒットにもやたらと強い

また、浮間ゴルフ場はグリーンが小さいため(それが難易度を高めて面白いのだが)、この日は10メートルを超えるようなロングパットは1度も試していない。たとえば20メートルの超ロングパット、とかは多少戸惑う可能性はなきにしもあらずだ。20メートルのロングパット、どんなパターを使っても寄った試しがないですけどね私の場合……。

個人的感想としては実際にコースで出くわす機会が圧倒的に多い5〜10メートル弱のミドルパットでショートしにくく、1メートル以内のショートパットが安定するのは大きなメリット。とりあえず、次のラウンドにも連れていくのが決定だ。

ショートパットが安定しない方、ショートしがちな方にはとくにオススメ。ぜひ一度お手にとっていただきたいパターです。

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