
ウェッジのフェース、スピン量を左右する重要要素(撮影/野村知也)
「面精度」とはフェースの”平ら加減”のこと
ウェッジに求められるものはなんだろうか? まず「打感」が軟らかいこと。そして、アプローチの成否に直結する「抜けの良さ」も大事。そしてなんといっても「スピン」は譲れない。
愛知県春日井市のゴルフ工房・リフレックスのオリジナルモデル「リフレックスウェッジ PRO VⅡ」。ウェッジの三要素「打感」「スピン」「抜けの良さ」すべてにこだわり抜いて作られた。リフレックスの代表・丸山恭生さんの「こういうウェッジがあったらいいのに」をカタチにしたモデルだ。

リフレックスウェッジ PRO VⅡ
まず、スピンを高めるための工夫がフェースの「面精度」の高さ。フェース面は平らなのが普通だが、その平らさ加減の精度を高めてフェースをより平らにすることで「面精度」を高めている。「リフレックスウェッジ PRO VⅡ」は、ほぼ平面に近い「面精度」になっている。「面精度」が高く、フェースが平面であればあるほどボールはフェースに密着し、そのぶんボールが潰れてスピンが入り、サイドスピンも生じにくくなる。そして、スピンが揃うことで弾道の高さが揃い、弾道の高さが揃うことで距離感が一定する。
「面精度+彫刻溝」でスピンを確保
「面精度」が高いとインパクトの瞬間にボールがフェースに貼りつく感覚があり、しっかりスピンがかかりグリーンに乗ってからもスピンがほどけず止まってくれるのだ。
そしてルールの範囲内に収めた「彫刻溝」。「面精度」と「彫刻溝」の、“どちらか”ではなくて両方にこだわることで、ギリギリのスピン量を追求している。

リフレックスウェッジ PRO VⅡの顔
打感の軟らかさは素材で確保。軟鉄「S15C」素材を採用し、フォージド(鍛造)製法で作り上げることで、ステンレスでは出せないなんともいえない独特な軟らかさを実現している。
最後に特徴付けているのがソールの抜けの良さ。抜けの良いウェッジは、逆に「刺さりやすい」ウェッジになってしまうという宿命がありがちだが、独特なソール形状により、抜けがいいのに、刺さりにくいという二律背反を実現しているのがポイント。

ロフトバリエーションは、48度、50度、52度、54度、56度、58度、60度と、豊富にラインナップ。58度はローバウンス8度とハイバウンス13度から選べる
打感良し、抜け良しで、さらにスピンのかかる「面精度の高さ」を試してほしいウェッジだ。
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